2016-03-25

幸せな家庭

僕は親が嫌いだ。

小学生の頃は父に好かれる努力をしていた気がする。

中学に入ってからは面倒になった。

だんだん父も、そして父への不満を僕に話す母も嫌になった。

おそらく僕は恵まれている。

父は年収1000万を越えていて、母は専業主婦

僕はバイトをしていない理系大学生

お金に困ったことは無い。バイトは父が禁止している。

だがわざわざ戦ってまで働く元気は無い。

父の良いところは年収くらいしか思いつかない。

父はとにかく自分が正しくて、自分の意に沿わないものは許せない人間だ。

気に入らないことをすると殴る蹴る。よく「態度が悪い」と言われた。

けれど外面は良いようで、携帯電話電話が来ると随分と低姿勢だ。

とにかく危害を加えられないように、なるべく話さないようにしている。

何がスイッチになるのかよく分からないからだ。

父との外食も控えている。店員が気に入らないとすぐに店を出てしまう。

本当に、本当に嫌な気持ちになる。

母はたまに父の文句を言うが、聞くのは疲れたので無視している。

僕に言われてもどうしようもない。

さっさと離婚しなかったのが悪いと思う。

僕は高校ときに熱が続いたり腹痛を起こすようになったが、母は「心配をするのは止めた」と言った。

「いつもなんだから心配しても仕方ない」と。

口だけでも心配してもらえていたら、こんなには嫌いにならなかったかもしれない。

最終的には、欠席の連絡を自分ですることになった。学校事務が嫌いなのだと。

生徒が自分で欠席の電話をすると、不審なのか、家に居るのかとか親はとか訊かれて、僕も電話するのが嫌になった。

とりあえず登校して、途中で保健室に行き、熱と脈拍(徐脈の日もあれば頻脈の日もあった)のおかげで早退という日が多くなった。

(結局、大きな病院に通っても原因不明で、高校卒業したら治った)

よく、ドラマの中には幸せな家庭がある。そんな作り話が小さい頃から、嫌いだ。

嘘だと思っていた。今でも信じられないようなところがある。

僕の家も世間から見れば、幸せな家庭なのかもしれないと思う。

まったく「幸せ記憶」は無いけれど。僕は自分の家庭が幸せだとは考えられない。

とにかく父の機嫌を損ねないことだけが、僕の家で生きる術だ。

ネットで読むものの中には、家出就職をして親から離れる話が見られる。

僕も大学院に進学し就職したら、そうしようと考えている。

できるだけ早く父の顔色を見続ける生活を終えたいが、その為に自分希望を諦めるつもりは無い。

僕が死にかけたことは2、3回しか無いのだから、そんなに急ぐことはない。

ただ、両親が離婚した場合もっと早まることだろう。

僕の望みは父の金を1円でも多く使ってから消えたい。これだけだ。

母が言うには、父は不倫をしているらしい。3人ほどと。

初めて聞いたとき正直、どうでも良いと思った。

生活費学費さえあればあとは何をしていてもどうでも良い。好きにすれば良い。

しかし母は離婚したいらしい。好きにすれば良い。

どうやら父は僕が2歳くらいの頃にも不倫をしたことがあるとも言っていた。

そのとき離婚しておけば良かったのに。

母も4年制の大学を出ていて、資格もあるのに。

早く離婚していれば仕事もあっただろうに。

こんな父と暮らすよりも、貧しくても幸せな家庭で育ちたかった。

今更しかたないことだけれど、母は馬鹿だと思った。

離婚するのは好きにしてもらいたいし、できるだけ関わりたくないのだが、僕には沢山の本がありこれらをどうするかが1番の問題なのだ

なるべく引越し先に持って行きたいが、全て入るだろうか。何冊諦めることになるのだろうか。悲しい。とても悲しい。

それと僕の持ち物のほとんどが父の金で買ったものである

何か文句を言われた場合弁護士を立てた方が良いのだろうか。祖父母に貰った幾らかの貯金はあるが、できるだけ使いたくない。

母が離婚用に雇う弁護士になんとかしてもらえると嬉しい。




両親が無事離婚したあかつきには、念願の1人暮らしをしたい。

誰の機嫌を伺うことなく家で快適に過ごしたい。

友人呼んで遊びたい。

父の私物で溢れかえった庭付きの一戸建ての家には、誰も呼べなかったから。

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