俺の奥さんの話なんだけど。
保育士免許持ってるけど、もう保育士として10年以上働いていない。
短大卒で保育士として働き出したんだけど、1年半でやめたんだ。
いくら保育士だと言っても短大卒の新人だし、理論や技術は理解していても、経験してないことやその園特有のしきたりとかはわからなくても仕方ない。
でも、その現場にはそういうのをきちんと教えてくれる人はいなくて、できないことを放っておいたり、バカにしたりして、無視していたんだ。
その後はイベント会場の託児施設とかで働いていて、最終的には現場のリーダー的存在にまでなったから、保育技術に問題はなかったんだと思う。
それに学生時代の友人の多くは今でも保育士として働いているから、その学校がダメだったというわけでもない。
で、結婚して俺の仕事が落ち着いたので、そろそろ保育士として復帰しないかと、奥さんを説得してみて、本人もその気になっていたのだけど、
保育士の求人を見たり、働くことを考えたその日の夢に、保育士時代の先輩を夢に見るそうだ。
今もトラウマなんだろうな。
それが何度も続いて、やっぱり保育士として働くの無理!ってなった。
おかげで専業だ。
働いている全ての保育士さんがそうだとはとても言わない。
現に、奥さんの友人も保育士として働いている。
それに、「日本死ね」なんていわれるぐらいだから、現場はすごく大変だと思う。
正直、新人がもたもたしてたら苛立つこともあるだろうし、つっけんどんな態度になってしまうこともあるだろう。
トラウマの一つぐらいで働けないなんて甘えだ、とかいう人もいるだろう。
こうやって辞めていく人も少なからずいるのだということはちょっと知っていてほしい。
こういう時にアドバイザーがいるかいないかで、本人の人生にさえ影響するのだなあと思う。
(残念ながら俺が出会ったのは辞めて8年後だ)
あと、これは保育士だけじゃない、どんな業界でもそうじゃないだろうか。
ネトウヨは弱いものいじめ大好きだし、自分が所属している集団の和を乱す奴は全力で排除しようとする生物だから・・・