2016-03-12

脳内加害者が消えない

嫌な夢を見た。

小学生十人ほどから笑われ、それを遠くから両親が無言で睨みつけるように見ている。そんな夢。

小学生の時から未来を見つめ今を生きようとしても、過去という杭にゴムを巻いて前に進んでいるかのように、すぐ、過去の虐め被害虐待記憶に戻されてきた。脳内タイムリープを幾度となく繰り返してきた。

タイムリープ先の一つには小学生の時の記憶がある。

アトピーゾンビなので、クラス替えをする度、すぐ同級生に嫌われた。そして、上履き画鋲を入れられたり、ランドセル教科書落書きされたり、荒れた首を気味悪がられ、嘲笑の的にされたり、物を隠されたり、プリントを配られなかったり、仲間はずれにされたり。両手では数え切れないほど、バラエティーに富んだ、虐めを思う存分に堪能した。

同時に、虐待も受けていた。

殴る蹴るは日常茶飯事。些細なことをきっかけに大声で怒鳴る、いう事聞かないとどうなるか分かってんだろうなと脅す、生まなければよかったと涙声で呟く。自分達が如何にアトピーゾンビのことを嫌っているか小1時間語る。受けたのは、このようなシンプル虐待だ。面白みがなく平凡だ。

そんな、虐めと虐待を受け、小学生アトピーゾンビには己の身に何が起きているのか理解が追いつかず、ただ生きていることへの嫌悪憎悪精神ストレスを募らせていた。

ある日、学校の授業中。いつもの様に、悲惨現実ストレスから逃れるため、教室の机に伏せていた。

三十代女の担任教師は、その不真面目な態度が気に入らないようで、こちらに人差し指を向け、教室中に響き渡るほどの大声で怒鳴り立てた。

「なんだその態度は!やる気のないやつは、他の生徒に迷惑だ!廊下に出とけ!」

教室が無音になる。クラスメイト視線が痛い。言い返すほどの度量もないゾンビは、俯きながら席を立ち、とぼとぼと歩き、廊下に出る。教室に背を向けるように壁にもたれ掛かり思案を巡らす。

「何なんだろう。何で何時も自分は机に伏せているのだろう。なんでこんな所に毎日通っているのだろう。疲れたな。人間って80歳くらいまで生きるんだっけ。長いな。学校に馴染めないなら社会にも馴染めないだろうな。だから20歳くらいで死ぬんだろうな。よくてホームレスだろうな。早く終わってくれないかな。生きるの嫌だな。」

その頃から、「自分気持ち悪いアトピーゾンビなんだ…」と自己否定を繰り返していた。

幼稚園の頃は、まだ"人間"だったので明るかった。度重なる虐待や虐めによって自己肯定感自尊心破壊された。高校生になるまで、「人は皆、自分のことが嫌いなんだ。人が怖い。殺される!」と思い続けていた。

小学生からアトピーゾンビ普通に接してくれている人への不信感や恐怖感が消えず、普通に接してくれる人が、この世界にいる事が信じられず、周りの人間が作り物のロボットのように見えていた。同時に、そんな人型ロボットと上手くコミュニケーションを取ることが出来なかった。いや、今でも上手くできない。慣れの問題なのだろうが、友達恋人もおらず、親とも不仲だと、コミュニケーション能力を上げる機会が中々ない。十代の必須向上スキル学力コミュ力。この2つだ。よく心得ておくように。


アトピーゾンビは成長しているのに頭の中の加害者は成長せず、ずっと同じ姿だ。

一回り小さい人間に虐められるのだ。

これほど、自尊心破壊する夢があるだろうか。

脳内には何時もアトピーゾンビ虐待する両親がいる。現実の両親が、何処からか連れてこられた宇宙人未来人、超能力者のように見える。二人共老けたな。脳内では何時までも若い、昔の二人だ。

幾多の苦難を乗り越え、数少ない選択肢を掻き集め、選択費を見比べ、最も現実的で確実な選択肢を選んだ。それは、現世中退。懇切丁寧に言えば、首にロープを巻き、全体重ロープに掛け窒息死する。首吊りだ。首吊り自殺だ。

脳内タイムリープ先に異世界がある。これは虚構かもしれない妄想かもしれない。しかし、死のあと、続きがあると思うことで死への恐怖を少しでも減らせることができるのであれば、それでも良いではないか。

そんなことを考えた今日でした。

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