2016-02-07

精神障害の人が書いた文章面白すぎる

 特に個人ブログとかに生息している、心の病気の人が書いた文章が本当に面白い

 はてブでもたまにホッテントリするが、その筋の話題には必ずいる。医療関係で言えば「ワクチンは巨大製薬会社でっちあげ」とか。政治関係でいえば「◯◯(災害名)はアメリカ秘密兵器」とか。まあ、そういうネタにはまってる人でも大半は、他のことになれば冷静な判断ができるし、ついったとかを見れば一応会話が成立している。そいつらは別に面白くない。単にちょっと「学而不思則罔、思而不学則殆」と思うだけ。

 しかーし!その中に光るダイアモンドはある!現代社会が生み出したインターネッツ深い闇はヤツらに格好の図書館演説台を与えてしまったのだ。ありがとうバーナーズ=リー!ありがとうmixi

 彼らの書く文章一種アウトサイダー・アートだと思ったほうがいい。テレビニュース・近所の様子・本人の近況、それら全てが有機的に結びついて、一つの(少なくとも彼らは一つだと思っている)結論に向かって収束する。もちろん、論理はかなり意味不明だ。はたして、文章のなかの「地震兵器」を「ロスチャイルド家」に置換しても文意は通ってしまうかもしれない。しかし、そんなことはどうでもいい。彼らの「住む」世界のありようは、こんなにも単純で、複雑で、そして面白いのだ。画面の向こうの一貫した妄想は、私部外者にとっては小説と同じか、それ以上に楽しめる。

 このゴミみたいな愉悦を満たす、更なるクレイジーサイコブロガー募集しています

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