思うところがあって,自分を構成する大要素・小要素の明文化を行った。たとえば『仕事・趣味・交友関係』の大要素の下に,それぞれ3~4の小要素(高学歴ワープアな自分の仕事の場合,研究員の仕事(有期雇用)・副業・自営業(フリーランス)の三つ)書き出してみて思うのは,プライベートの趣味については一生腰を据えて取り組めるものばかりだけど,仕事についてはそうじゃないんだよな。というか現代,そうじゃないひとの方が多いと思いのではないか。
広い視野でもって将来のリターンのために現在のリスクをとるやり方がいいでござるよ,というのを度々知人から勧められ,納得する面もあるのだが,しかし一方でリターンが期待される時期まで足場があるかどうかが見通せない場合は小規模の挑戦しかできっこないというのが現実としてあるんじゃないかな。
結局生涯に渡って身を助くのは,身に付いた技術と客観的な実績しかないという当たり前の結論に行き着くのであった。芸は身を助くってか。