良くも悪くも毒が抜けたように思った。
それはある種ナルニア国物語のような、壮大な創世記の一部として各作品が意識されてるからだと思ってる。
バイオメガの終盤からシドニアはあの世界での転換期だったと思う。
それでもなお、生態が変容するほどの時間軸を経ても続いてることでガウナの脅威性を示し、
融合という形でそこからの再生を明示することで次世代への希望を匂わせたシドニアの騎士。
敵(異形の物)とのボーダーが曖昧な主人公という逆説的に強調するヒロイズムが見られたのが、
それに抗うように旧時代の人間らしさを引きずる主人公という逆転が起こっている。
融和的なようで獰猛な何ともいえないシドニアのラストをもって、
シドニアは、人気漫画の引き延ばしに慣れた読者としては、え、これで終わりなの、と逆に拍子抜けしたけど、 あらためて全巻読んでみると、ちょうど良いバランスだと思う。 ここでオ...
アフタヌーンに戻ったという環境の変化もあるだろうけど、 バイオメガ5巻の半ばあたりから作風がガラッと変わってきて、 シドニア連載時はセルアウトしたんじゃないか?というぐら...
かなり拙くて分かりづらいけど前バイオメガについて書いた増田があるからまずURL貼っとく。 https://anond.hatelabo.jp/20160124183345 僕が思うにデビューからシドニアまでの弐瓶作品で起こる...
長編になると話の密度がなんか終盤薄くなるんだよね ABARAはブン投げは随一だけど密度は一定でよい