ある日、友人の女友達が、夜道に後ろから付けられているような気がするといって、相談してきたらしい。
最初のころは女友達の勘違いじゃね?と半分くらい思いつつも、何かあったらいけないので、
人通りの多い道を通って帰った方がいいとか、後ろから来るヤツを先に行かせた方がいいとか、
ありきたりなアドバイスをしていたらしい。
ただ、その後も何度か相談されたそうで、だんだんこれは本当の話だと思うようになり、
他の何人かの男友達と交代でできるだけ家まで送ることにしたとのこと。
そんなオペレーションになったある日、友人、男友達、そしてその女友達の3人で家まで帰っていたところ、
女友達の家のドアにスーパーの袋がかかっていた。恐る恐るその袋の中身を開けてみると、DVDが入っていた。
その女友達はもちろん怖がって、1人では見れないと言うので、友人と男友達の2人も一緒に見てみようということで、
女友達の自宅に入った。
そしてそのDVDを見てみると、全裸の男が全力でダンスしている映像だった。
そのダンスがあまりに本気だったので、思わず友人と男友達は笑ってしまった。
それほど、全裸のクセにどこにもエロさのない本気のダンスだったらしい。
ただ、女友達は怖がっている。当たり前だろう。それにしても、その怖がり方が異常だった。
「笑ってゴメン、でもそんなに怖がって、どうした?」
そう友人が聞くと、女友達が震えながらこう答えた。
「・・・これ、私の家で踊ってる。」
「その男性は父親だった」って話が一番面白かったな