昨日のスマスマの謝罪放送、うっかりなのか故意なのか、草なぎ剛が「ジャニーさんへの謝罪」と口にしていた。
つまり、独立に動いていたのは本当で、それが事務所の圧力で潰された、というのは真実だということだろう。
これをメンバーが公式に認めたというのは、今後の彼らの見られ方に大きく影を差さないだろうか。
私はそれほどSMAPのファンではないが、SMAPを「友情に厚いアイドルグループ」だと思っていたし、周りもそう語っていたと思う。
特に森且行の脱退は、人気メンバーの脱退という逆境を乗り越える5人、脱退したメンバーのことを忘れない5人、として、とても美しく語られていた。
それがあってこそ、彼らのやり取りを微笑ましく見れていたし、「国民的アイドル」の地位があったんじゃないだろうか。
SMAPはどんな不祥事があっても「それを乗り越える5人の友情」という美しいストーリーに収斂されていった。
だが、今回は事務所に屈してしまったことが露呈してしまった。解散の危機なんてない、根も葉もない噂だ、と言い張ればまた違っただろうが、草なぎ剛が認めてしまった。
今後、彼らがどんなに楽しそうに話していても「でも、事務所の圧力に屈したんだよなぁ」と思ってしまう。
事務所側は「分裂の危機を乗り越え、友情で結束したグループ」というストーリーで見せていこうとするだろうが、白々しくて見ていられないだろう。
「事務所の圧力に屈し、白々しい友情ストーリーを演じる5人」なんて、国民的な支持を得られないだろう。彼らを腐すネタとしては十分だ。
これが「マネージャーの恩義を忘れずに、独立する5人」だったら、友情ストーリーとして暖かく迎えられただろうし、応援しがいがある。私は木村拓哉は残るとしても、4人はそっちを選ぶと思ったのだが。
事務所に縛られた5人なんて、誰が応援したいのだろう。ジャニーズは今後、国民的な支持を失って、カルト化していくのだろう。そんな予感を感じさせる放送だった。
アイドルなんてフィクションでありファンタジーなんだから 裏の事情なんてどうでもいいだろう。
俺は友情というよりプロのアイドルとして仲が良さそうに演じているんだと思ってた。もちろん仲間意識はあるんだろうけど。 だからこそ表面上も取り繕えない昨日の放送にビックリし...