2016-01-15

アホがクソみたいにたくさん給料を貰って思ったこと

以下、かつての事を思い出しながら書かれた文章です。

新卒

23歳。

あの頃、別に何がしたいでもなく、元々絵を描くのが好きだった所に、たまたま得意になったギター調子に乗り、クリエイティブサムシングビッグになってやるぜくらいに思っておりました。

そう思っている割には給料が高く安定した職業に就きたいくという考えの元、就活を行い、医療系のIT企業就職しました。

何がしたいのか分かりませんね。

私自身が一番よく分かってませんでした。

サービスサービス

さて、そうして無事就職した私。

しばらくお金が余ってしょうがなかったです。

というのも、新卒のくせして基本給が30万もあり、出張費が1日1万円も出るというトンデモ給与でした(だいたい月20日くらい出張しています

そうすると、可処分所得は多い時で40万円くらいになります

しか北海道から沖縄まで飛び回りながら、朝から深夜まで働いているので、お金を使う暇が無いんですね。

羨ましいと思う人もいるでしょうが、やってる方はタダ事ではありません。

なにせ時間がなく、クリエイティブサムシングができないのでビッグになれないのです。

キラキラ若者

「好きな事して生きていかないと、人生じゃ無いじゃん☆」くらいの感覚ゴリゴリハード仕事を選んだが故、一年も経つ頃には心がポッキリと折れてしまいました。

そして、一年であっけなく退職。私は10人目でした。多いわ。

辞めて思ったのは、こちらの記事でも書きましたが、お金って、すぐ減るという事。

あっという間に素寒貧になり「あんなにお金を貰えるって凄い…」と思いました。

◆つまり

ただ、私がアホだっただけではなく、残業が月に100時間を軽く超えてくる長時間労働のため、他人よりずいぶんとヤワな身体と心はボロボロになっており、退職後も「人類と会いたくない」等の副作用に悩まされて、しばらく廃人のようになっていました。

徹夜しても残業代一円も出ませんでした、それにしても無茶苦茶良い給与ではありましたが。。。

クリエイティブサムシングビッグになった自分脳味噌から消えており、「”人間”になりたい」という思いが湧いていました。

人間”をやる為には、自分なりのワークアンドライフバランスを考える必要があります

当時のワークアンドライフバランスが「9:1」だとして、自分が求めているのは「7:3」くらいだなというのが感覚値で分かってきています

◆さいごに

その会社人間関係は凄く良かったです(今でも飲みに行く元同僚がたくさんいます)し、今でも続けてる同僚も少しはいるので、当然、仕事人生を捧げたい人や、その業種・仕事に誇り、やり甲斐を持っている人にとっては本当にいい会社なんだろうなと思います

彼らのように、胸を張って生きていけるような、自分に合った組織を探そう。そう思いました。

しかしたらどこでもダメかもしれません。それはそれでまあ、ウケるので良いです。

休養期間を経て、次は公務員になります。どうなることやら。

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