2015-12-15

とにかく明るい安村仏論

今年の漢字に「安」が選ばれた理由の一端に、とにかく明るい安村が含まれていることに好感を抱いている。

今年の漢字は『安』です」と発表されたものの、その実、理由として上げられるのは「不安の安」とマイナスな要素や、「安保の安」や「安倍の安」…と政治的ものなど、漢字から受ける第一印象とは違うものばかり。寄せられるコメントも「爆の方が合っているのでは?」「殺の方が」「確かに給料安い」などと、鬱屈としたものばかり。

そんな中、

安心してください、履いてますよ!の安」なんてすっげー朗らかじゃん。安らかじゃん。みんな笑うじゃん。オーシャンパシフィクピースじゃん。

どこかのニュース記事に「今年の漢字を爆、にしていまうと言霊によって清水寺に良くないことがおこりそう」というコメントがついているのを見かけた。

スピリチュアルがすぎるぜ、とつっこまれればそれまでかもしれないが、数ある漢字の中から一字決め、あんなに大きな紙にお坊さんが毛筆で刻んで、こんなに大勢の人に周知されてしまったら、何だか今年の締めくくりの漢字というだけではなく来年空気まで決めてしまうような流れが出来てしまうような気がする。

確かに今年は世界情勢が悪化の一途を辿っているし、次々と悪いニュースが舞い込み、世界不安に包まれた年だ。でもそんなことは皆共通認識として分かっていることなのだから、ここであえてまだ見ぬ「安らかさ」への願いをこめて「安」の字を飾る、というのも悪くはないんじゃないかと思うのだ。

以上の諸々を考えながら見ると、今年の漢字発表後に、とにかく明るい安村ツイッターに書き込んだ

「『安心してください安心ですよ。』」

一言がすごく救いの一言に見えてしまうのだ。

私の頭の中には、この世に蔓延した不安空気を全てを飲み込んだ上で安らかに微笑む安村がいる。

誰も傷つけない優しいネタを全力でやり続ける安村がいる。

私の頭の中のとにかく明るい安村は既に菩薩の格好をしてこの世に悩める一切衆生を救いそうな雰囲気さえある。そんな漢字。<

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