2015-11-14

SFアニメ映画を見た。

SFアニメ映画を見た。

公開初日今日、確か府内の上映館はここ一館な筈なのに予想よりも観客は少なかった。

主な感想としては、セリフモノローグが多すぎる気がするということが一つだ。

大抵のとき、誰かが喋っている。

一般的に、音声が多い映画というのは褒められない。

どうして、そんな一般論があるのかがよく分かる作品だった。

やはり映像化が難しい作品だったのだろう。

最後は、水色っぽい死んだ筈のやつが主人公に撃たれて、環境映像みたいなもの賛美歌と一緒に流されて終わるという原作中途半端にしたみたいなものだが、水色っぽいやつが出てくるシーンがウザくて仕方がない。

くるっくる動いたり、ピアノ弾いてたり、プールに飛び込んだり、主人公接吻したり、胸を揉んだり。

水色っぽいやつの神秘性みたいなものを出したかったはずなのだろうけど、単にイタい人間しかみえない。

そして、えらい老人たちの会議エヴァンゲリオンのゼーレみたいだった。SFアニメ映画なら珍しくない。

あと、原作でも思ったことだがやっぱりネーヨと思うことがある。

水色っぽいやつが、

フィクションには、本には、言葉には、人を殺すことのできる力が宿っているんだよ、すごいと思わない

とか言っていることだ。

言葉で殺せるなら、自分の前の席に座っていたカップルなんてとっくのとうに死んでいる。

男はイケメンだった。顔も肌も髪も綺麗で、目は大きくて、鼻が通っていて、顔が小さかった。

女の顔も良かった。

美醜というのは遺伝する。恋愛結婚が重んじられるようになったので、顔がいい人間がこれから増えていくのだろう。

調和というのは皆の意識を消さなくとも、普通にみんなの容姿がよくなれば実現するだろう。

悪い容姿による不利益が、自分の心を荒ませる。

自分としては映画なんて見なくて良かった。

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