あ、これか!って思った。
なにかの概念をちょうどよく一言で言い表すコトバができて普及すると、いろいろ捗るという現象があるよね。
たとえば「セクハラ」というコトバが一般に普及する前には、スケベな上司などからお尻触られたり、やらしい言葉を囁かれたり、あるいはエロい雑誌などをこれ見よがしに置かれたり、などなどのことがあっても、それを身内に相談したり公的機関などに訴えたりするのに、個々の事象が自分にとってどう感じられるのか、精神的にどんだけダメージがあるかといったことをこまかく説明しなきゃいけなかったり、面倒くさいしそれだけでさらに精神的苦痛だったりしたわけだが、今では「セクハラ!」って言うだけで話が通じるし、相手を罵倒することもできる。
印象論や感情論だけでいろんな制度政策に反対したり妙な主張を繰り広げたりして、客観的な統計データとか科学的な証拠に基づいた論理的な思考ができない(もしくは意図的に拒否してる)人たちがたくさんいるんだけど、そういうダメな人たちを一括りにちょうどよく言い表せて、お手軽に罵倒し論破することができるのが「反知性主義」なんじゃないかと。
...あと何があるかな〜
あ、もう一個思いついた。 低所得者の生活を救うために消費税の軽減税率を! ていう人たち
反知性主義者って、専門家や研究者に反発して「素人だから真実を見抜ける」みたいに思ってる人たちのことでしょ。
おばさんみたいな(以下略)
政治家が相手ならはてなーには山程いるな