会計事務所から大手企業の経理に転職したら環境が劇的に変わったので、思いつくままに書いていきます。そんなの当たり前だろ、と思われるかもしれないけど底辺会計事務所からの転職だったので驚くことばかりでした。
1.掃除がない
会計事務所では毎朝掃除があったんだけど、大手ではない。ビルの管理会社が契約している清掃会社がやってくれる。長年自分で掃除するのが当たり前だったし掃除は大切なことだと思っていたから落ち着かない。
2.朝礼がない
会計事務所では毎朝朝礼があったんだけど、大手ではない。今日の業務の予定の報告やなど一切ないし、経営理念の確認みたいな大げさなものもない。出勤したらチャイムが鳴るまでネットサーフィンして遊んでいる。チャイムが鳴ったら各自スタート。
3.休憩の時間が長い
12時から昼の休憩のはずだが、みんな11時30分くらいから昼食に出かける。12時に出かけると飲食店が混むかららしいけど、良いのだろうか。たばこを吸う人たちは喫煙所での10分程度のたばこ休憩を1日に数回とる。会計事務所時代は休憩時間に入っても5分くらいは仕事を続けていた。「お前、休憩時間が始まる前から準備していたのか」と言わるし。
4.有給休暇がとれる
会計事務所時代は基本的に有給休暇がとれなかったが、今は会社が有給休暇の消化を推進していることもあり、「特に用事はありませんが有給休暇が残っているから」という理由で休める。慣れるまで休みに何をして良いのかわからなかった。
5.残業がつく
今の会社では残業が1分単位で全部つく。タイムカードではなく自らシステムに入力するので多めに入力している人もいる。ただ残業自体があまりない。
会計事務所時代の年収400万円。今は600万円。仕事の内容は会計事務所時代のほうがはるかにきつい。専門書を自費で購入して終業後も勉強、土日も勉強。担当企業に対する責任は重いがやりがいはある。今は言われたことをしっかりやっていれば良く、わからないことは社内のわかっている人に聞いてその通りにやるか可能ならば依頼すればOK。勉強する必要はなし。ただやりがいはあまりない。
7.偉い人
会計事務所時代は所長の言うことは絶対。所長に気に入られるかどうかがすべて。現在の会社では、社長や取締役は、一定の期間その役職に付いている人、という感じで、絶対的な感じはしない。すぐ代わる。
会計事務所時代は所長が気に入らない社員は圧力をかけて自主的に退職させる。今は相当問題がある社員を辞めさせる場合でも弁護士に何回も相談して石橋を何回も叩いて結局辞めさせられなかったりする。
大手に勤められる人間は同世代より優れたものにのみ許される職場環境なのでそれぐらいは当然に許される。大手を振ってほしい。 逆に無能な人間が大手に勤められる場合は、競争原理...
ホワイトの大手もブラックの大手もあるんだろうけど、羨ましい。 新卒で頑張ってホワイトに入らないといけなかったのねー。
会計事務所に勤務してたってのなら、税理士でも目指してたんじゃないの? 諦めたの?