自信がないことに長年悩んできたけど、どうも自信というのは、
他人からちょっと秀でていたり、優れていたりして持てるものじゃないらしい。
ちょっと意外だったけど、当たり前なのかもしれない。
何せ、上も下もいくらでもいるわけで、他人と比べていい悪いで自信をもっていたら、
しょっちゅう浮き沈みしなければならなくなる。
正しいというのに根拠がないと、自信なんて持てないよ、と思っていたけど、
自分が正しいということに根拠なんて特になさそうだというのが個人的な見解だ。
しいて言うならば、この世界を自分という視点から覗き込んでいるのだから、
自分が絶対的な観点だ、ということが、自分を正しいと思う根拠だ。
じゃあ他人から見たら間違っているかもしれないじゃないか、と思うが、
とにかく、自分くらいは自分を正しいと思ってやらないと、誰がほかに自分を守ってやるんだね、
よくよく話をきいてみてごらんよ、のたうちまわるような恥ずかしいことも、
眠れなくなるような後悔も、原因を考えてみれば、ちゃんと理由があるんだから、
そんなに卑下することじゃない。
くらいの自己肯定感で、なんとか、自信を持とうと日々奮闘している。
それを、自分以外の人に当てはめられず、他人を否定してしまう。 それを自覚してもなお繰り返してしまい自制できない自分に自信が持てない。
「自信てのはな…根拠の無いものなんだよ!」
自信は、よく度胸のニュアンスに近い使われ方をするが、少し語弊があるのではではないか。 結論から言うと、使われるニュアンスで言う「自信のある人/状態」 (あるいは「手に入れ...