2015-10-16

リプトンケーキ界のファンタジスタである

葡萄レアチーズケーキ

おひとりさまでもたまに食べたくなるのがリプトンケーキだ。

リプトンケーキ界のファンタジスタだと思っている。

まさかその組み合わせでその味、という奇跡を起こす。足し算を掛け算に、平面を立体に、ベクトル内積外積雰囲気。よくわかってない)にするのがリプトンである

しかし、打率はそれほど高くない。

これはまた、そう来たか、という一品

一口一見、的な意味)これは合わない。

葡萄はやたら甘いが、チーズケーキ全然甘くない。というか、葡萄が無かったらただただチーズを食べているかのようだ。

酸っぱさよりネットリしたクリーム感の印象が前面にくる。

味のベクトル明後日の方向を向いている。これでは外積どころか内積にもならない(意味はわかってない)。

しかし、注意深く葡萄チーズを一緒に口に入れ、混ぜ合わせながら食べる。

すると、葡萄ジューシーさとチーズクリーム感が、甘さと酸味がうまく絡み合い、お互いを補い合う。

その時、初めて、足し算が掛け算へ、平面が立体へ、内積外積へ(意味不明)と飛躍し相転移が起こる(そう相転移!)

なるほど、これを狙っていたのか。

目的はわかるけど、これは難しすぎるよ。

そんなに都合良く混ざり合わない。

頑張ったけど、結局最後葡萄が無くなって、ネットリしたチーズを飲み込むしかなかった。

でも、こういう挑戦をしてくるところ、失敗を恐れない姿勢

嫌いじゃないね

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