2015-10-16

親は、子供より優れていたいと思ってしまう生き物だ

http://anond.hatelabo.jp/20151015125514

人間て誰かと相対する時、心のどこかでは「自分は相手よりも優れた存在でありたい」「相手は自分よりも劣った存在であってほしい」と願ってしま動物。まぁ、(無意識意識的かは知らんが)とりあえず否定から入ってマウンティングしようとするブコメ群見りゃよくわかるよね。

それは、相手がたとえ自分の子供であっても例外じゃない。ただし、自分の子供の場合、親は往々にして自分と同一視するものから、上記の欲求が少し見えにくくなっているだけ。

同一視してればしてるほど、「子供は優れた存在であってほしい」と願い「優れた存在であること」押し付けようとする。

逆に、同一視をしなければしないほど(子供を「一人の人間」として、つまり他者」として見ている)、「自分の方が優れた存在でありたい」という欲求が勝ってしまいがちになる。

これは、大概の場合どちらの気持ち存在していて、それが常にせめぎあっている。増田場合は、親が自分のことを「他者」として見る視点が強くなった時、それを感じるセンサーが敏感に作動している、ということなんじゃないかと思う。

親がどちらかに偏ってしまえばしまうほど、子供は辛い思いをすることになる。同一視が強すぎても辛いし、「他者」になりすぎても辛い。大事なのはバランスだ。

しかし、はてなは「親は干渉し過ぎるな(同一視するな)」って意見が強いから、てっきり共感の方が強く出るかなと思ってたんだけど、そうでもないんだな。やっぱりマウンティングしたいだけなのかな。

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