2015-08-04

研究所のアレな人

企業研究所はだいたいどこでもちょっとアレな人がいる.

凄い成果を出していてアレな人は別にいいんだけど,

全く成果も出していないのに,ちょっとアレな人が割と居る.

普通に考えるとそういう人はクビになるんだけど,特に昔に雇った人達はアレな人でも簡単にクビにできない.

完全に仕事ラインから外れていて,いわゆる窓際な人になってるアレな人は人畜無害給料発生してるけど)なので別にいいんだけど,

どう考えてもアレな人なのに何故か若手の教育者とかそこそこな人数のチームリーダーになってたりする.

たぶん,そういうちょっと上司的な仕事をさせておかないと,アレな人はアレしちゃうんだと思う.

はいえ,そういう上司を持った部下になると結構ヤバイ

若手に多いんだけど,下手に「あなたちょっとアレですよ」とドストレートに言おうものなら,ご想像の通りいろいろと大変なことになってしまう.

はいえアレな人のアレな意見でそのまま仕事したら,ちゃんとした上司からは「お前,あの人はアレなんだから,ちゃんとアレしろよ」と言われてしまう.

そこで,最近自分が取り組んでいるのは,「これは社会貢献なんだ」という意識を持つことだ.

全てを効率化したら経済は回らないのと同じで,こういった無駄な取り組みが実は社会本質なのだ,と.

ちょっとアレな人がアレしてくれるお陰で,その人は評価が低く,相対的自分評価が高くなるのだ,と.

アレな人の自慢話(自慢話では無い)を月に何回か聞くという会議に出席することで,残業代を稼ぐことが出来ているのだ,と.

そう考えると,アレな人も割と普通に見えてくる.

幸せ世界.そこが企業研究所です(嘘です).

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