2015-07-24

ミニマリスト拒食症みたいなもの

わたしはミニマリストになりたい。

今はたぶんシンプルライフよりやや物が多いくらいだと思う。

客観的に見れているのか分からないが。

友達が家にくると第一声が「うわ!モノ少なっ!!」

引っ越ししたとき業者さんに「モノが少ないんでらくでした〜。」

でも、電子レンジやトースター電気ケトルもあるし、ヘアアイロンも持っている。


自分ミニマリスト(当時はそんな言葉は無かったが)になりたいと思い始めたのは今から10年ぐらいまえ。

大学入学したとき

部屋、電気水道、ガス、ネットNHK、とかとにかく生きるために必要契約にどっと疲れて、馬鹿みたいだけどトイレットペーパーすら買いに行かないと無くなってしまうことにうんざりした。

やりたいことは他にあるのに、生活ベース部分にかかる手間が多すぎる。だから削ろう。

多くのミニマリストの転機はこれだと思う。


もともと育った家庭にエコ志向があり、自分はやや極端にそれを追っていて

界面活性剤ゼロ生活を送り、強迫観念でもあるのかと人に言われるほど分別リサイクルに気をつけて暮らして来た。

基本的不要品をさくっと捨てることができず、ネットなどで譲ったりしてものを手放して来た。

何を買うにも、捨てるときが怖い。自分が所有すると、そのモノの価値がなくなる(当たり前だが新品より需要がなくなる)ことがとにかく恐ろしく感じられた。

そうしているうちに、人に譲りにくいモノ(キッチン道具、下着、家具)がどんどんへっていった。


モノが少なくなると、なぜか洗濯掃除の頻度が上がる。(他にノイズがないからやるべきことが明確になる)

手入れの頻度があがると、服は3日分あれば足りると気付いて服が減る。皿もベッドリネンタオルも減る。

モノが少なくなると、1つ1つの色や形がすごく目立って感じる。だから気に入らないモノや、無い方が景色が素敵、という理由でどんどんモノを捨てる。

部屋のモノより、部屋の輪郭が見えて来ることが妙に嬉しくて、"飾る"という概念が無くなる。

自分の主義志向輪郭が研ぎすまされるきがしてどんどんを減らしたくなる。持ってる人が洗練されていないように感じる。


家族からは「捨て妖怪」「片付け小僧」と呼ばれている。

でもつい最近、「収納的に持ってても対して負担じゃないモノまでなぜ捨てるの?拒食症みたいじゃない?」と人に言われてハっとしたのだった。

おわり。

でもやっぱり捨てたい。

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