2015-07-01

この街にはもうんざり

駅の周りは道が狭く、雑居ビルがところ狭しと並んでいる

そんな狭いところに駅直通のデッキを作ってしまって、デッキ上では周りの小汚いビルが目に入ってしま

デッキ下は陰鬱バスターミナル

景観無視した最悪の箱庭だ

飲食店は軒並みラーメン居酒屋カフェバーとか言うただ高いだけのランチボックスに淘汰された

どうあがいてもつめ込まれブロイラーのくせに、イメージだけは立派なところも気にいらない

それらの穴は現れては消え、現れては消え、その度に街にポッカリと穴を開けていく

まるで俺が記憶障害を起こしているかのように、あった店が消え、穴だったところに詰め込まれていく

CUBEという映画を思い出すのだ

夜になれば裏通りから風俗の呼び込みが現れ、天下の往来で立ち止まり品定めをする

駅から5分も歩けば、死んだような個人経営の店と、人が住んでいるのかどうかも定かではないような生気のない家が立ち並ぶ

典型的な旧道だ

人の姿のない細い道を車が列をなして進んでいくのは、ディストピアベルトコンベアのようだ

薄暗く、埃っぽく、生気がない

古いだけの旧家が多いせいで区画整備も出来ず、人が十分に生活できるスペースを作れないために生活環境と線路が密接してしまっている

騒音死角治安悪化をまねく

この陰鬱映画から抜け出すには、目の前の事を少しずつ片付けるしか無い

部屋の引き払いまであと3週間

俺は素数を数えながらゴミを纏めていた

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