2015-06-04

http://anond.hatelabo.jp/20150604210058

そもそも、思想なんてものは、オタメゴカシにすぎないよ

「生きるのは辛い。でも死ぬのは怖い」というのを、何とか誤魔化す為につくった、防波堤のようなもの

もちろん、思想だけでは死の波を防ぐだけの由はないが、無いよりはあった方がマシである

それに、いくつあっても困るものでもないしね

世間はそれを「味のある人間」と呼ぶまである

「死にたけりゃ死ねばいい」なんてのは、ガキの理屈にすぎないですよ

大人と言うのは、もっと浅薄理屈を捏ねてでも生きるもの

人間けが自殺すると思ってはいけない、生物はみんな辛いです

ただ、悲しきかな、人間けが死ぬ事に拘るようになってしまった

動物は余計な事を考えられないので、死ぬこともないだけの話である

自己欺瞞、大いに結構

ホントの事なぞ、言わないでもよろしい

敬虔宗教者になり、心底まで人の編んだ理屈に浸れるなら、強いのである

生産であることなんて、お題目にすぎないよ

それも生きるための理屈にすぎませんよ

そもそも、生きている事に絶対肯定はないですよ

(そんな事を言っても詮無い事ではありますが)

宗教と言うのはそれを良く分かっているので、神とやらを作ったわけです

これは偉大なる発明でした、革命的です

実存主義よりはいくらかも潔癖です

実存主義なんて、いけない

彼らはよりよく生きるために、生き続けるというたったそれだけのために、人間を見ろという

それはいけないですよ、ナンセンスです

人間の素の姿、そんなところを探してもなぁんにも出てきやしないんです、砂漠です

藪を突いて蛇を出すなんてものじゃない

それは自殺に近いのです

そこにある不動のもの、あふれる光の強さに目が焼け、死ぬか、狂人になるに過ぎません

目を焼かれて、上手く狂人になれれば死ぬ由はありません

しかしそれは、焦げた肌がかさぶたになり、生きているという熱に強くなっただけの事です

生存と言うどうしようもなく、生々しいものを露呈し、それでも我に恥じなしとふんぞり返っているだけです

それは道化に過ぎませんよ

悲惨なのが、自分自身真実に近づいていると思いつつも、目が焼けているので却って常識的目線に欠けるているので自分の姿が見えていないところです

人間存在真実を見たと言いながら、いつまで経っても実存的で在れないところが悲劇である

一歩間違えるとそうなってしま

私は、上手く実存主義を完遂できた人間を知らない

そんなものはないと思うがね

ここまで書いて、私はもうやめることにした

そもそも、書いても書いても終わらないのだ、生きることについては

書くことで救われるなら、終われるなら、こんな楽な事はないし、宗教以上の発明であるだろう

しかし、書く事でしか救われないというのも、これもまた人の編んだ理屈にすぎないよ

このインチキのために私は欺瞞を見破られるわけである

私の否定の上に於いて、再び私の正当性は積み上げられる

砂上の楼閣である事が、人の作ったものの救済の証なのだから

不変なものは、人には作れないよ

人は永遠に救済を編み続けるが、救済は永遠に編みあがらない

編み続ける事によってしか救済は存在しない

そんなこと、12の子供の方が知っているかもしれないね

彼らは、ある意味実存主義を完遂しているのだから

もう、10時を回る頃です

ここらでそろそろ、私も私の救済を編み始めなければならない

ひとまずは、目の前にある仕事と言う名の救済を、ね

「一つ一つ、目の前の事を片づけなければならない」と誰かが言う

本当に正しい事とは、常識的で凡俗な言葉なのです

人が生きてきて、それでも残った言葉なのだから

残る者にこそ意味はあるのです

最後に立ってたものが強いのであって、強いからつのではないのですよ

私も、立ち続けなければならない

辛くても、私には私の夜明けがあるでしょうから

記事への反応 -
  • 蜘蛛の糸(救いの手)は独善と疑心暗鬼によって断ち切られる 私は、とかく死にたい しかし、私は生きている 「私は、今、生きている」というその事、その一事を以って、私は生き続けな...

    • そもそも、思想なんてものは、オタメゴカシにすぎないよ 「生きるのは辛い。でも死ぬのは怖い」というのを、何とか誤魔化す為につくった、防波堤のようなものさ もちろん、思想だ...

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