2015-05-29

日之丸街宣女子にみる青林堂漫画文化劣化現象

青林堂といえば、ガロだった時代はよかった。

80年台のガロは、丸尾末広とか山田花子とか根本なんとかとか、きらびやか時代適応できなかった人間表現の場だった。

ページを開くたびに、その毒にやられないよう、ドキドキしてたもんだ。

あの頃のガロは、ジャンプとかで連剤さえているメジャー漫画の真反対の位置にいた。

まりガロ社会適応できなマイノリティの味方だった。

それが今や、青林堂といえば、ジャポニズム

そのジャポニズムで連載していた日之丸街宣女子という漫画が、アマゾンで二位になる体たらく

昔の青林堂はこんな、山野車輪に毛の生えたような量産型漫画家は見向きもしなかった。

ガロという雑誌は、「量産型漫画家ゴミだ」ということを看板にしていたからね。ある意味で。

ヘイトカウンター立場人間すら、日之丸街宣女子を紹介するとき

「絵はうまい」と紹介する始末。せめて山野車輪よりうまいけど、くらいにとどめておけ。

しかし80年台のガロの主張、「量産型漫画家ゴミだ」という主張はある意味ただしかったと言える。

なぜって「量産型漫画家」の中で最もアホ馬鹿な奴がヘイトで稼いでいるから。

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