2015-05-19

前々職を自慢するデザイナー

最近一緒に仕事する同僚の中に、前々職の経歴をやたら話したがるデザイナーがいる。

デザイナーの前々職は、大手デザイン会社

入社して一ヶ月くらいなのだけども、「前の前の会社ではプロジェクト確認人数が多くて、とにかく大変。寝てなかった。帰れなくてえ。」とか、「デザイン雑誌寄稿してる○○さん、前の前の職場の人。雑誌ではすごそうなことかいてるけど、人に仕事をおしつけてくる嫌なやつ」「○○さんは知ってて、(大手の)あの会社やこの会社にいってて〜」など、何かと前々職の話が多いのが特徴。


仕事の説明をしても、「わかりますー!もうそのへんは想像つきますんでー」と返ってくる。

しかに、持っているスキルは、今いるデザイナーさんの中では一番あるのかもしれない。

でも、通じてる気がしない。


「社内で研修やってないんですか、私そういうの社内還元しないと気が済まなくって。前々職では新卒美大生に講師として教えてたりしたんです!」

そりゃ大手デザイン会社で、デザイナーがたくさんいるところはできるとおもう。

でも、この会社のように教育子供関連の事業をやってて、デザイナー数名で、あとは別の仕事をしている人が多い会社では、さすがにデザイン研修研修、というのは違う。

それより自分達が教育子供事業のことをもっと知って自分達の広報仕事に活かさないとなって思うんだけど、伝わっている気が余りしない。


前職は別の新進気鋭少数精鋭のデザイン会社だったようなのだけど、かわって全然その話がでてこない。

「先輩から誘われてはいったんだけど、なんか違くて、休んじゃった。」という程度。

かわす会話の強い語気の裏、「知ってる知ってる」という速いレスポンスのうしろに、

「昔の会社で経歴をつんだ、私を認めてよー私を認めてよー私を認めてよー」という声がきこえる。


私は昔のあなたと話したいんじゃなくて、今、教育子供にむきあう事業やってる会社ジョインしてくれたあなたと話したいんだよ。

確かに私たちはその人の昔いた会社の人たちほどすごくもないし、規模も大きくないし、しっかりした設備研修もないんだけど。

自慢すればするほど、その人は昔にもどって、今いる私達とは遠いところにいってしまう。

どうすれば通じ合えるのだろう。

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