2015-05-08

すーっと消えていく

美大卒業して一年経ちました。現在無職作品制作もしていません。

この一年仕事を二回首になりました。

卒業時、たまにアルバイトしながら美術家一本でやるという道を考えたけれど、

在学中からデザインも好きで憧れていた事務所に誘われ、一度社会人も挑戦してみようと思いました。

仕事をなめてかかるのは良くないので、作品制作は一旦置いといて集中しました。

誘ってもらった上司、同僚とはうまくやれましたが、なぜか社長には初めから嫌われており、試用期間で解雇

当時は上司には守ることができなかったと泣きながら謝られたり、社長には人格否定するような面談をされたりと

自分以外の人たちの感情を飲み込むことでいっぱいいっぱいで、悲しむ暇もなく退社しました。

ポジティブな方なので、作品制作を軸にするチャンスだと準備を始めました。

そのときに前職と同種のアルバイトを誘われ、制作時間フルタイムで保つよりもて、

ギリギリで食べていけるので、仲間に入れてもらいました。

しかし、入社する前から問題会社が傾き、非正規だった私はすぐ退社することになりました。

すると、1社目の会社首になったときに抑えていた感情社長上司への逆恨みなどの感情

急に満ちてきて泣いたり、ぼーっとしたり、2社目に対してはもしもっと使える人間だったら

引き止められたのではないか、そもそも1社目でももっと力があったら引き止められたにちがいないと

心が常にズンと重い感じです。

今は知り合いからポツポツ仕事をもらい、ギリギリ一人暮らしを維持していますが、

なんだか心がぽっかりあいしまい、作品制作も手をつけず、

今はYoutubeでどうでもいいバラエティを見て1日が終わっていくという生活です。

まだ大学を出てたった一年、こんな少し社会に揉まれただけでへこたれたくない、

こんなの揉まれたうちに入らないぞ、ダメ社会人でも美術家として成功したらいいじゃないか、

自分を震え立たせようとしていろいろ考えますが、胃が痛くなる一方です。

仕事がだめになったくらいで一番大事にしていた作品制作ができなくなった、ということが辛いです

そして気付くと死について考えています

このまま社会的にも、人間的にも、消えていくと思うと悲しい。

  • どんなときも、つまり、忙しい時も、暇な時も、落ち込んでいる時も、作品制作をやめるべきじゃない。 作品が、評価されるのは、ただ時間がかかるだけでなく、作品が、積み重なる...

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