・やさしいセカイのつくりかた(6) 竹葉 久美子
あんまり面白いと思ってなかったんだけど、惰性で最後まで買ってしまった。
最後は、よくある登場人物たちの未来の姿で、順当?なの?読モの女の子が行きつくところが無理やり過ぎない?
あちこちで強引さが引っかかる。作画が楽しめる作品でもないかな。。
・逢沢りく(上)(下) ほしよりこ
ほしよりこは読んだことがなかったので、まあ読んでみても良いかと思って購入。
狙ってるところはわかるんだけど、空ぶってる気がした。
りくの母親の描き方に不自然さが強くて入って行きにくかった。ファッションとしての自由さを装った不自由な人というのは、実際に居るのかもしれないけどこの描き方は説得力が薄い。そこに説得力がないせいでりくのキャラがボヤけているというか引きずられている。
そもそも狙っているところが古くない?昭和のTVドラマみたいな。。もちろん見せ方で今でも通用するだろうけど、これは失敗しているように見える。
3巻まで買って、やめようと思ったのになんとなく 4巻を買ってしまった。
手垢のついた設定のラブコメを時代にマッチした表現で面白く見せる手法を確立してきたのは、ラブコメを描き倒してきた少女漫画業界の強みかと。安定感のある面白さ。
・ホクサイと飯 鈴木 小波
気になっていた作家だったので、とりあえず一番読まれているであろう作品を購入してみた。
話のテンポやリズム、キャラの味付け、作画、どれも自分には合わないけど、ひどくつまらないかというとそういうわけでもない。
「なんだそりゃ」って話だけど、そういう作品はたまにある気がする。表現の手法は好きではないものの、表現しようとしている空気というか、空間がわりと好きなんだと思う。
ジャンルは食べ物系に見せかけた日常系SFで、日常系SFは空気感、空間感、(つまり世界観?)が重要なんだろうけど、好き嫌いはあるものの、この作品はなんらかの空気/空間を作ることができているのではないかと。
・紅い実はじけた 2 高橋 那津子
1巻を読んで、あまり面白くなかったんだけど、もうワントライということで 2巻を購入。
やっぱり面白くない。昔ながらの物語を昔ながらの手法で描いていて古臭さ MAX。
・つうがくろ : 1 かがみふみを
いつも通りのかがみふみを。