2015-01-28

萌え絵美少女はいない

最近エロゲからコンシューマー移植された作品をやっててふと思った。

立ち絵見てるとヒロイン全員特に文句なくかわいいんだけど、テキストで「美少女」と言われても個人的になんかしっくりこない。

なんでだろーと思ってたんだけど、そういや自分萌え絵女の子見て「かわいい」とは思っても「美少女」とは思わない。

なおかわいい女の子は大好きだ。美少女も好きだ。

ぼーっと考えていたら、なんとなく、自分にとって萌え絵は「かわいさ」の結晶であって、その「かわいさ」というのは「美」とは違うように感じられるからかなと思った。

かわいさって、そもそもあらかじめ、受け取る側にとってのハッピーさを内包しているような気がする。かわいいは正義って、その意味ではだいたいあってる。かわいさは、それだけで受け取るものポジティブ感情をもたらす。

一方美少女はそうではない。美はそのもので力ではあるがそこに付随する意味はその使われ方で決まる。後光のように輝くかもしれないし呪いのようにどす黒くなるかもしれない。あるいは全然使われなくて残念なことになるかもしれない。

かわいいけど悪魔」はギャップ萌えになるけど「美少女だけど悪魔」だといや、だけど、じゃなくね?って思う。

萌え絵女の子はみんなかわいい。だけどだからこそ私にとっての美少女存在しない。多分美女も。美人はありかも。

べつに優劣の話ではなくて私の中の枠組みの話である

わーすっきりした!と思ったけど、実は発端のゲームの絵は私にとっての「かわいさの結晶としての萌え絵(最近ときんモザの絵すごいかわいいと思った)」というタイプではないのでヒロインかわいいけど美少女って言われると違和感ある問題はあんまり解決していなくて、どっちかというと私が女で、美少女とか美女は顔の造作もあるけど物語内の演出によって形成される印象でキャラ付けされるという少女漫画手法になじんでいるせいのような気もしてきた。

あと私の萌え絵定義範囲が狭すぎる可能性。

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