2015-01-21

喪女から所謂リア充になった

 ちょっと前まで喪女中の喪女だった。彼氏なんて20年以上生きてきて一度もできたことなんてなかったし、高校の時は陰気な文化部だったし、大学サークルでも喪女キャラみたいなポジションに落ち着いてしまった。卒業してもそんな感じ。我ながらコミュニティの中で気軽に殴れるサンドバッグ立ち位置だったと思う。だったのだけど、1年くらい前になぜか彼氏ができてしまった。しかトントン拍子で結婚が決まってしまって、がらっと環境が変わった。いや環境が変わったのではなく、周りの見る目が変わったといった方が正しいか。

 今まで誰かが落ち込んでたりしたときは「ほら!私を見なよ!私よりいいでしょ?大丈夫、元気出して!」みたいな方法で励ましてきた。実際それで励まされた人も居たみたいだし、まあ実際私は大した人間ではなかったし、私を見下して安心できる人が居るならそれでいいかなと思っていた。けれど、今それをやったらただの嫌味に取られてしまう。彼氏ができて、結婚が決まって。それだけで私という人間の位が勝手に上がっていくのが怖い。これまで「貴方みたいな人が居るから安心できる」と言われてた人間だったのに、急に「貴方は恵まれてるからいいわよね」と言われるのが辛い。

 私はどうしたらいいんだろうと思う。落ち込んでいる人が居るときは、変におどけたりせず真摯に励ませばいいのだろうか。でもそれすら傲慢に見られたらどうしよう。ずっとリア充だった人たちはどうやって自分を下げないコミュニケーションをしているのだろうか。

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