2015-01-09

伊勢うどんがもたらしたパラダイムシフト

この前、はじめて伊勢うどん食ってびっくりした。大げさに言えばうどん観変わった。

伊勢うどん知ってる?伊勢うどん。麺がぶっとくて、真っ黒なつゆが申し訳程度に掛かってるの。

何よりヤバいのが、麺がやわやわなの。やわやわっていうか、フヨフヨっていうか、ブモブモっていうか、とにかく柔らかい

そして驚くのが、それがうまいってことなんだよね。こんなんどう考えてもまずいじゃん。ゲテモノ枠じゃん。

讃岐うどんみたいに表面がツルツルしてないから濃い目のつゆがからむし、かといって中までは浸透しないからフヨフヨ感も楽しめる。つゆも見た目ほどにはしょっぱくなくて、ほんのり甘めでうまいの。

はなまるうどんに行ったり自宅で冷凍讃岐うどんを食うようなうどんライフを送っていたから、すっかり「ツルツルシコシコのうどん=善」「軟弱うどん=悪」みたいな感覚になってたんよね。やる気のない社食の軟弱うどんとか、ホントなんなのお前?やる気あんの?って感じだった。

そんなわたくしにとって、伊勢うどんがもたらしたインパクトはすごかった。完全に「お前さんやるじゃない!」だった。

もちろん、ツルツルシコシコが引き続きスタンダードではあるんだけど、伊勢うどん、また食いに行きたい。ふとやわな麺をモッフモッフしたい。

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