2014-12-26

博士課程で楽しいことつらいこと(詳しく)

25日、誰も書かなかったのでしょうがないから適当な事を書いて埋めようと思ったしだい。トリはぷすこにまかせた。博士課程 Advent Calendar (http://www.adventar.org/calendars/548)

楽しいこと

・平日の昼間に遊ぶことができる

博士課程学生は、授業すらほとんどないため、基本的24時間フリー。故に平日の昼間に遊ぶことができる。が、平日の昼間に遊んでくれる人などいないので、基本的に一人で遊ぶことになる。二十代半ばのあやしい男が平日の昼間に歩いていたら無職と間違えられるんじゃないか、いやいや、オレは博士課程様だぞ、と思いつつ遊ぶことになる。あの論文、まだわからないなぁ、とか、締め切り近いのになぁ、とか、同期の◯◯君はオレがこうしている中今も研究しているんだろうなぁ、とか思いながら遊ぶことになる。何が言いたいのかというと、こういうのがつらいので平日の昼間に遊ぶことはあまりありません。映画見る時くらい。

・かなり多くの時間をやりたいことに費やせる

if やりたいこと=研究, then 費やせる、というか、費やさなければ、という強迫観念も少しある。勉強研究、やはり費やす時間と出る業績はそこそこ関係ありそうだなと思うので、なるべく時間を費やします。

if やりたいこと=趣味, then 趣味は変わってきました。昔は楽器演奏趣味の中の大きな部分を占めていたのですが、最近すぐには役に立たないことを勉強することが趣味みたいになってきました。すごいワーカーホリックっぽいですし、そういう生活は長くは続かないと思うのでなんとか趣味を取り戻そうと頑張っています

学会で色々なところに行ける

といっても殆ど観光できません。学会観光ツアーがセットで付いていることがあるのですが、それ以外だと、スキマ時間に少し行くしか。なので私は色々なところに行って色々な料理を食べる、ということを希望に生きています

ちなみに、「行ける」と言うと聞こえはいいですが、どんな場所でも採択されたら発表しに行かないといけないです。片道24時間かかる場所とかはさすがにシンドいのでちょっと投稿する気持ち、下がりますよね

#といいつつ投稿しますが

■つらいこと

論文通らない

情報系のトップカンファレンスだと採択率が20%切ることもあるので、結構精神的にキツイです(ただ、20%といっても、論文として完成していないもの投稿されていたりするので実際はもう少し高いと考えています)。ラッキーで通ることもあれば、アンラッキーで落ちることもあるので、無心で論文修正して投稿し直す能力必須です。それでも年に1本くらいは通しておきたいと思うと、複数研究をやって投稿するソリューションを取ることになりますが、その分仕事をする時間が増えるので、まあ大変ですよね...。

・難しい研究理解できない

難しい研究、わかりませんし、新しい分野に移った時に論文色々読んでも初めはさっぱりわかりません。自分のアタマが悪いからだと自分を責めるのではなく、ちゃんとわかりやす論文を書かない著者が悪い、と著者を責めることで、このへんの心理的負担は減らすことができます。それでも比較手法として実装しなきゃいけない時にはちゃんと理解しなきゃいけないので、苦しみながら論文を読みます

学部修士卒業した人たちと違う世界にいる気がする

博士あるあるですが、一番これを感じるのは、飲み会会計の時です。「学生から◯◯円でいいよ〜」といっていただける気持ちは嬉しいですが、一抹の寂しさを感じます。とか、飲み会のセッティングをするときに、みんな予定が埋まっているときとか。私は埋まってる日を挙げる方が楽ですよ???

・「今何やってるの〜?」「学生」の気まずい瞬間

説明するのが面倒くさい、というのが主な理由学生であることに対しての罪悪感はあまりありません。


振り返ってみると、博士課程特有のつらさってそんなにないような気がしてきました。今日も頑張りましょう。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん