2014-12-01

映画オール・ユー・ニード・イズ・キル感想

本作のテーマは『やっぱアメリカはすごい!』である

アメリカ最後に輝いていた、第二次大戦末期がSF調で再現されている。

欧州大陸占領している敵(宇宙人みたいな奴ら)を殲滅すべく、地球防衛軍みたいな軍隊イギリスからフランス上陸するところから映画は始まる。

まんまノルマンディー作戦だ。

地球防衛軍ノルマンディーで敵にあっさりやられるのだが、主人公(トム・クルーズ)はループ能力を獲得して"D-day"前日にタイムリープする。

出撃、全滅の"失敗したD-day"が繰り返され、トムはだんだん敵の弱点に近づいていく。

悪戦苦闘するトム。派手なVFX。いつものハリウッド映画だ。

問題物語終盤。

いきなり仲間が「こうすれば敵やっつけられるよ」と思い出したように言い、その通りトムが頑張ってあっさり敵を殲滅してしまう。

最初から言えよ。

勝利の美酒に酔うテレビキャスターは、

東部戦線では中・ロ軍が何の抵抗も受けずに進撃しております。我ら西部戦線ともうじき合流するでしょう」

などと言う。ドイツへの当てこすりですか?

他には取ってつけたようなラブロマンスも描かれるが、まぁどんなシチュエーションでもトムはモテるよね。

原作? ニュルンベルク裁判で『なかったこと』にされたんじゃないの?

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