2014-11-12

消費税を上げよう!by山形浩生

昔、山形氏が以下の様な記事を書いていたんだよね。

http://cruel.org/hotwired/hotwired01.html

消費税を7%にあげよう。

 さっきぼくの景気対策の説明を読んだ人は、アレ、と思っただろう。景気対策には減税してみんなの手持ちのお金を増やすんじゃないの?

 そしてそこで爆笑してるか絶句してるあなた。うん、あなたはわかってる人だ。あなたが考えてるのは、こういう話だろう。1996年には、景気が上向いてきてた。なのに、1997年消費税が導入されたので消費者が買い控えに走って景気がまた冷え込んだんじゃなかったっけ? だから共産党は、消費税を3%に戻して景気回復、なんて口走る。それなのに、そこで消費税をまたあげたら、さらに景気が悪化するに決まってる!

 でもそれはちがうと思う。それは因果関係が逆じゃないだろうか。1996年当時、あなたのまわりで家や車を買おうとしていた人はいなかった? 思い出してよ。みんなもう、9月までに買えば消費税が3%というので必死こいて駆け込みで買ったでしょう。だから消費が上向いたんだ。このケチなぼくですら、3月コンピュータを(中古だけど)買い換えたもの。だから景気が上向いたんだよ。増税したせいで景気が下がったんじゃない。増税期待のせいで景気があがったんだ。

 だったら、それをもう一回やろうよ。いますぐに税金を引き上げるって話じゃない。将来それがあがるという期待をつくるんだ。「2000年元旦消費税を7%に上げまーす」とアナウンス。するとかけ込み需要がたくさん発生して、景気は盛り上がるだろう。さらにそのままだと、増税した時点で1997年4月みたいに消費が冷えこむので、そうならないように、あげたその日にもう一発増税アナウンスしておけばいい。来年には10%にするよ、と。

公平を期すために言うとこれは、かなり昔の記事だ。(小渕総理時代!)

そして、この記事の中で山形氏は、当時はかなり過激な考え方だったリフレ政策を紹介している。

2014年現在リフレ現実経済政策として実行され、

そして消費税に関しても彼の提言とほぼ同じ案が実行されつつある。

で、結果はどうだったか

2段階の消費税増税はあんまり芳しくない結果を引き起こしつつあるように思える。

山形氏の経済学観に大きな影響を与えていると思われるクルーグマン氏も

消費税はあげるべきではない。むしろ下げろ」と言っていた。

わりと山形氏の翻訳した本とか読むから

上記の消費税増税記事を読んだ時に「そんなもんなのか」と思ってたけど、

今、彼はどう考えているんだろう?

いたことが間違いだったと思っているのか、

これから消費税増税効果が出て景気が上向くと思っているのか。

どうなんだろう?

  • 山形氏のはコンセプトの提示のためなので不完全あるいは 何らかの増税は避けられないでどうせ増税をするならば、 という案。段階的でなく一気に引き上げた場合と比較しないと 良...

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