2014-11-12

女々氏とオチューンの件に見る女性セックス観とコミュニケーション

最初あれ読んだときメンヘラクソビッチ怖いとか普通に思っちゃったんだけど彼女Twitterとか増田http://anond.hatelabo.jp/20141111003605を読むとむしろ貞操観念強かったりすることが分かる。自分ビッチ言うてるのにビッチちゃうやろと。

何ていうか女性のこういう感じって結構男性にとって盲点なんじゃないだろうか。

私なんかは恋愛経験も少なくて今の彼女結婚できたらいいなあと思っている感じなのだけれど、どこか「セックス自体純粋エンターテイメントとして楽しめる男女」が一定数いると信じている部分があるのだよね。

まあでも実際そういう男性については件のオチューンを筆頭に一定数いるのでしょう。男性ペニスを刺激すれば簡単にイケるからね。

でも女性の性について色々読んだり聞いたりするするたびにそういう「生粋ビッチ」ってすごい少ないんじゃないかって気がしてくる。

まずオーガズムと絡めたセックス観の多様性男性のそれとは比較にならない。

そもそもセックスでイケるかイケないか以前にオナニーでイケるかイケないかっていうのがあって、セックスでイケる人の中にも膣でイケる人とイケない人がいると。

更にその全体にかかるものとしてセックス自体好きなのか求められるから仕方なくなのかというのもある。

そして今回の件で問題になっているような愛のないセックスはありなのかなしなのかと。

この辺りが実際に女性の話を聞くとかなり複雑なことになっていたりして驚く。

例えば私の彼女オナニーでもセックスでもイケないらしいけれどセックスは相当好きだしセックスした後は私が疲労困憊で死にそうになっているのに対して彼女はツヤツヤして元気になっている。

私は母ともそういう話を結構するタイプなのだけれど、母はオナニーではイケるけれどセックスではイケなくて、父とはセックスレスらしい。

こういう複雑な女性事情を考えると、「純粋セックスエンターテイメントとして楽しめる女性」がどの程度いるのかよく分からなくなってくる。

そして仮にそういう女性セックスを楽しもうとしても、コンドーム付けなかったり高速ピストンしたりアナルファックしたりクンニしなかったりするような男が非モテだらけの日本恋愛市場で大暴れしている現状を考えると、地雷遭遇率と性病妊娠その他のリスクが高すぎて気軽にビッチライフを満喫することもできないのではないかなとも思う。

こういう風に考えていくと女性純粋セックスを楽しむという状況が整うのはそれほど容易ではないことが推察されるのだけれど、件のオチューンの

「気持ちよかったでしょ?」

『え!?あ、うん…』

口説かれちゃったね~」

http://anond.hatelabo.jp/20141111003605

この発言、これ、完全に女々さんのこと「生粋ビッチ」と信じて疑わない感じだよね。多分オチューンがこれまでヤッてきた女性一人一人が彼のこういう女性観を強固にしたのでしょう。

だってちゃんと言わないのだもの増田読むと自己分析他者分析ほとんど完璧なのに何故かオチューンの意思をはっきりと聞かないし断らない。自分意思を表明しない。

結局のところ典型的な男女のすれ違いに見られる「察しない男・伝えない女」のパターンなわけだ。

ただ本人に一対一では伝えられないのに、ネット不特定多数にはちゃんと伝えられるし、私のような全然関係ない人間にも伝わってくるという能力値の振り分けが偏っている感じはなんなのだろうか。

いずれにせよ、こういうケースでの女性不快感泣き寝入りせずにインターネットに公開したことに関しては私は全力で支持したい。

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