2014-11-04

経済にとって消費税がよくない理由を考える

消費税経済にとってよくない理由を考えてみる。むかし大学経済学勉強した経済学ファンです。メモ程度ですが。

経済が最大化したいもの生産または消費とする。

GDP的な成長とかですね。

消費税所得税比較

消費税は消費タイミングでかかる税金

支出の痛みが直接的。節税手段がある。消費しない(減らす)こと。なので全体として消費が減る(減りました)。経済全体の需要が減る。

たばこ税酒税たばこや酒の消費が減るのと一緒。

所得税過去所得にかかる税金

消費タイミングには関係しない。経費の工夫とかを除けば、節税手段所得を下げること。所得税節税のために所得を下げるやつはいない。簡単な節税手段がない。税引き後の可処分所得の中での消費を直接的には減らさない。(主婦労働とかは今回は考えていません。このへん八田達夫氏を参考にしてます。)

まり消費税は消費に対するディスインセンティブがある。

所得税特に消費に対するディスインセンティブがない。高所得者所得税節税するために労働を減らさない。

消費税節税する方法をいくつか。

・消費しない(減らす)

・個人取引。売る方も買う方も。→ヤフオクなどは消費税がかからないことが多い。

・値引き商品を買う。→コンビニではなくスーパーを使う。新品ではなく中古を購入。

サービスを購入せずに自分でやるとサービス分の消費税がかからない。→外食ではなく自炊する。髪はセルフカットするなど。マッサージ整体ではなく自宅で寝る。

消費税の逆進性

・消費性向の高いほど消費税負担が大きくなる。

・つまり低所得者ほど負担が重い。

高所得者は消費に回す割合が小さいので消費税負担も小さい。

消費税が高率になるほど格差は拡大する

結論

消費税は消費(=生産)を減らす。

消費税を下げて所得税強化したほうがよい。格差が縮小する。

消費税廃止(か5%に下げる)をすればすごい好景気がやってくるかも。

  • 所得税を拡大すると所得の大きい人ほど外国へ出ようとする 経済的な話とは関係ないけど、消費税の方が平等ではある 全員一律に税金がかかるからね 消費しない資産に意味はないの...

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