就活で一番大切なのは、第一に企業研究だと思います。でも、正直に言って、「あの企業にどうしても入りたい!」なんて憧れの企業がある学生はまれではないでしょうか。ほとんどは好きでもないけど、将来のために仕方がなく就活してる学生だと思います。特に文系はそういう人が多いんでないでしょうか。僕も文系です。
だから、「企業研究」って聞くと、あまりやりたくないというか、そんなイメージを持つ人がいるかもしれません。僕もなんとなく嫌でした。
でも、企業研究って就活ではとっても大切なんですよ。なぜなら、面接ではきちんと会社のこと、業界のこと、できる範囲でいいから調べてきたかどうかが調べられるからです。本当に仕事のこと、会社のことを知った上で応募したのかどうかが聞かれます。
僕の場合は自分があまり営業職に向いてるとは思えなかったので文系SEを目指したのですが、でもこの理由を正直に言っちゃうと落ちてしまうわけです。SEだってコミュニケーションはとるしね。だから、企業研究(あと業界研究)をして、耳触りのいい理由をあらかじめ考えておく必要があります。
僕の場合、一社だけ気にいった企業があったので、その会社だけ深く企業研究して他の企業はほとんどしなかったのですが、そのちゃんと調べた企業以外は全落ちしました。
企業研究してこないと、面接での受け答えが場当たり的なものになってしまうし、それだと面接官にもあまり良い印象が与えられないからね。だから、面接に進んだのに、1次や2次で落ちてしまったのだと思います。
就活で大切なのは、2つ目にキツイ質問や態度で面接されてもなるべく笑顔で大きな声で応じることだと思います。内容自体は少しくらい間違っても大丈夫です。緊張してるのは面接官もわかっているし、間違っても少しくらいなら結果は変わらないですから。
問題はうろたえて小さな声になったりしてしまうことです(僕の経験では)。言ってる内容は悪くなくても、小さな声だと印象は良くないです。僕は自分の声が小さいなんて知らなかったのですが(ふだんあまり話さないので 泣)、指摘されて始めて声が小さくて印象が悪いことを知りました。
文系ってやっぱり営業的な側面を持った仕事を任されますから、声が小さくて聞きとりづらかったり、元気がなかったり、細かな間違いを指摘されて大きく動揺したり、そういうのは悪印象何だと思います。たぶん。。。
最後に気をつけるべきなのは、相手がキツイ質問をしたり、キツイ態度を取ってきたりしたら、それはむしろ相手があなたに関心を持っている証拠だということです。なぜなら、面接官はそういう態度をわざと取るからです。新卒面接では結構こういう圧迫面接をします。おそらくこれはストレス耐性や度胸、困った質問をされたときの機転のきかせ方などを見ているのでしょう。文系は特にこういう要素が大切なんだと思います。
さらに言えば、面接官は人事の方々がするわけですが、面接官は専用のシートのようなものを基にあなたの受け答えを採点するわけです。ですから、自己PRで「私はFXで2000万稼ぎました!」とか言っても「そりゃすごい!プラス100ポイント!」とはなりません。せいぜい良くて備考欄に少し書かれるくらいではないでしょうか。
面接では、こういうあからさまな加点を狙った答えではなく、「減点をされないような」無難な答えが一番安全だと思います。評価シートに沿ってやってるわけですから、受け答えは採点のしやすい、減点のされにくい答えが良いです。「サークル・バイトをがんばった経験」とかね。
なるべく大きく聞きやすい声を、また、企業研究を忘れずに深くすること、あとは絶対聞かれる質問はあらかじめ答えを少し練習しておくこと。相手がキツイ態度・質問でも気にしないこと。こんなことに気をつければ、あとは企業との相性次第で面接は突破できると思います。