2014-10-01

教え子がYouTubeHIKAKINの真似をしていた

一部事実と変えながら。

3月小学校卒業していった教え子が、HIKAKINの真似をしてYouTube動画投稿していました。

知ったのは他の教え子からLINE

最近中学生はどんなLINEの使い方をしているのか知るために、タブレット新規アカウントを設定し、何人かの教え子たちと友だちになっていました。

と言うのも、彼らは3DSでのネットいじめを起こしており、不穏な動きがあったらすぐに中学校に連絡するつもりでした。まぁその是非については今回は話題からします。

中学生LINE利用の実態については、またそのうち別に書きたいと思います。なかなか興味深い。

さて、話を戻します。

「せんせー、○○くんの動画みた?ウケるよ。」

運動会でビリだったことをわざわざ確認してきた女子兄弟いないのにわざわざ学校にきてくれてたので結果は知ってるはずなのに聞いてきた)が、そんなことを言ってきました。

おいおい、これはもしかして…ふざけ半分で何かさせたりしているところを撮った奴じゃ?

緊張が走りました。またネットいじめか、と。

みたことないなぁ、と送ると、次の発言にはYouTubeアドレスが。

おい。これはマジじゃないか?スマホからそのまま投稿たか?何はともあれ見ないとだ。

立ち上がるYouTubeアプリいじめ実態が明らかになるかと画面を注視

次の瞬間。

「TOMOKINがコーラメントスを入れてみた」

ファッ!?

これって。HIKAKINの…パクリ!?

思考が追いつかないまま、タイトル画像が終わると、見覚えのある顔。

「TOMOKINです。これからコーラメントスを入れてみます。」

いやいや、まずそこ、リビングだよな。家庭訪問で行ったぞ、そこ。

流れは普通しかもしゃべりが下手だから面白くない。

でも、TOMOKINと名乗るその男子は、授業で発表なんてしたことのない、口下手で自分に自信のもてていない子だったはず。

それが、こうやってカメラに向かって話せるのか…。

妙な感慨を覚えつつも、どうしたもんかと考え込んでしまった。

これを中学校に知らせるのは容易い。当然顔出しのリスクは高い。将来を考えるとまだそのリスクをとるには早い。

でも、あれだけ発表できなかった子が、笑顔で、一生懸命に話をしている。その機会を奪う権利自分にあるか。

そんなことを悩んでいた。

つの間にか、コーラの噴出はとっくに終わっていた。

僕は動画に低評価をつけると、中学へと電話をすることにした。

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