65才以上が3189万人で人口の25%という統計が発表された。15才〜64才の人口(生産年齢人口)が7901万人なので、生産年齢の世代2.5人で高齢者1人を支えている計算となる。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1503L_V10C14A4MM8000/
2050年にはさらに高齢化が進み、驚くべきことに生産年齢の世代1.2人で1人の高齢者を支える事になる。
この高齢者の多くが年金や生活保護などで国に養われているのが現状である。
高齢者世帯の所得の70%は公的年金など、かつ6割は公的年金のみ
http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2011/gaiyou/html/s1-2-2.html
人口予測から、今後さらに社会全体の高齢者にかかるコストが増える。いつまで高齢者たちを維持するために、若年世代が重い負担を強いられるのだろう。このままでは「国破れて高齢者あり」になりかねない。
こう考えていくと、高齢者を長生きさせることが、社会にとってメリットではなく、デメリットにすらなっている感がある。
特に後期高齢者への医療など無駄である。社会的メリットのすくない医療行為は減らしていくことで、医療費・年金支給などを減らしていくしかないだろう。