2014-07-27

http://anond.hatelabo.jp/20140727194119

ちょっと違うと思う。

彼女の件は「ムキになって」で出来るようなレベルのシロモノとはちょっと違う。

ベルシェーンの件もそうだけど、決して「ムキになって」捏造を繰り返したわけじゃない。

最初研究を行ってる中で、少し手を加えるとより良い結果が見えることに気づいて、少しだけ手を加えて報告を行った。

それがうまく言って評価につながり、教授陣はその結果を元にした新たな結果を求めてくる。

この時、まだ本人は手を加えたと言ってもその先少し頑張ればその結果は得られるものだと思っているしそこまで罪悪感が無い。

が、それを繰り返していくと、徐々に手におえないほど、恣意的捏造を行わないと矛盾が出てきてしまうことがある。

この時、もしかすると本人は手を加えること自体を「悪」とは思ってないかもしれない。

あるいは小さな捏造を繰り返していくうちに麻痺していくのかもしれない。

いずれにしろ、大きな結果になっていくに従い、結果を疑うものは当然増え(それはどんなものでも同じ。たとえ今では本当に凄い大発見と確定しているものでも)、

大きな目に触れることでバレる。

実はその時点まで、「勘違いや間違いだろ」等と強く責められる事はない。

勿論、研究者同士での議論で、結果について文句を付けられることはあるが、これも上で述べたのと同様、研究界ではアタリマエのこと。

論文がはじかれる、なんてこともNatureレベルなら別に恥ずべきことでも何でもない。









まりは「ムキになって」と言うことになるシチュエーションすら無く、単に小さな嘘の積み重ねの結果、

あのような自体になってしまった、というだけ。

で、実際の所、そういうことは研究世界とか関係なく何処にでもある話。

その嘘の積み重ねがあまりにうまく行きすぎて、また、あまりに大きくなりすぎた例が今回の彼女の件、というだけ。

さな嘘の積み重ねなら誰でもしたことがあるだろう。

ただし、普通人間はある程度場をわきまえることはする。

研究なんかの世界でそんなコトしたらバレるに決まってるし、いずれにしろ先は無い

(研究としてそれ以上発展のさせようが無いから定年間際でどうしたって功績が欲しい人以外はやらない。

ただし、定年間際まで研究を続けられてる人は大概ある程度の功績はあるし、捏造なんかで超えられる様な結果は出せない。)

意味が無いから誰もやらない。


まあ、今はムキになってると思うけどね。糞弁護士がついてるから、ってのもあるけど。

記事への反応 -
  • たまに「嘘をつくメリットがないから彼/彼女は嘘をついていない」という人がいる。そういう人を見る度に私はもやもやしてしまう。合理的なメリットなんかなくても人は嘘をつけると...

    • ちょっと違うと思う。 彼女の件は「ムキになって」で出来るようなレベルのシロモノとはちょっと違う。 ベルのシェーンの件もそうだけど、決して「ムキになって」捏造を繰り返したわ...

    • STAP細胞がある と彼女に刷り込んだのはヴァカンティ教授だからな。

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