2014-07-15

科学哲学から生まれ哲学に返る?

これは別に本格的に哲学宗教を学んだとかではないただの無学な人間想像だけど、これから哲学時代が来るんじゃないかと思う。

原始、人間哲学について考えた。この地平をずっと行った先の大地はどうなっているんだろう。自分たちはどこから来たんだろう。死んだらどうなるのだろう。

そういった自分理解の及ばない事柄について彼らは神話だとか神という存在を創りだして説明しようとした。そして宗教家たちは神の存在を確かめるために知恵を絞った。

やがて科学は目覚ましい進歩を遂げ、この世界の疑問を次々解き明かしていった。神の正体を突き止めようとして頑張った結果「なんだ、神なんていないじゃん」という結論に至ったのである

神様なんていない」と思ってる人間がこの国はほとんどだろうが、そんな価値観がこれからどんどん崩れていくんじゃないかという予感がしている。

科学指数関数的に発展し「技術的特異点」なるオカルトチック世界が目前に迫っていると噂される現代、あらゆる問は哲学的宗教的ものに返っていくんじゃないだろうか。

だって人間ものを見るメカニズムが分かったとしてもどうしてクオリアが生じるのかは謎のままだし、脳みそのどこを探しても「意思」は見つからないし、宇宙の外側が無だとわかっても「無」って何なのか人間には理解できない。

いろんなことが科学で解明されたり、今までは想像もできなかったことが可能になるにつれて、シンプルだけど理解不能な問が浮き彫りになる。

ずーーと大昔、「この大地の最果てはどうなっているのだろう」って考えた人々と同じように、自分も「この宇宙の最果てってどうなっているんだろう」と時々ベッドの中で考える。宇宙について考えていると「神様っているのかな…いないと説明付かないよな…」って気分になってくるわけです。

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