日本の安倍晋三首相は、女性の支援のために新設したブログのなかで、本人の意志とは無関係に、読者に対して「死ね!」と命令してしまった。
ブログのヘッダを見ると、彼の笑顔の隣に "SHINE" という語が記されている。この言葉は、英語ではもちろん「きらめけ」「よい成果を上げろ」を意味するが、日本語では「死ね」を意味する(実際、アニメのなかではこの意味でよく使われている)。
ブログでは、その後 "shine" という語の代わりに、「輝く」という日本語の単語が一貫して用いられている。そのせいで、初めにいきなり英語を用いていた箇所は、多くの読者に、発信者の意図とはまったく反対の意味で、「死ね!」と言っているかのように受け取られることになる。つまりメッセージとして「死ね! すべての女性よ、輝く日本のために」と読まれてしまいかねない。
安倍首相は、「日本の女性が輝けば、日本はますます輝くだろう」という考えを伝えようとしており、さらには政府が家庭の中で働く女性と同様に外で働く女性をいっそう支援していくということを言い添えていた。
Kotaku.com によれば、この取り違えは日本語のネットユーザーのあいだでどんどん広まっており、すでに「完全にバカだ」という印象を深く刻んでしまったという。
折しも、ちょうど、東京都議会で自民党都議が初めて演説を行った女性都議に対し性差別的な暴言を浴びせたせいで、安倍首相が謝罪を強いられていた直後に起きたできごとだった。
自民党の鈴木あきひろ都議は、はじめ、ヤジに加わったことを否定していたが、数日後には、みんなの党の塩村あやか都議に対し、彼女の演説中に「早く結婚しろ」と叫んだことを公的に謝罪した。
はいはい虚構新聞ねーと思ったらマジか この記事だと本気で死ねだと解釈した日本人多数に読めるな 実際はShineという英単語の意味くらい分かっている上でネタにしている人が多数だ...
企画者は普通にダブルミーニング込めてると思うよ