2014-06-05

テレビ

そういえば昔(20年以上前ね)大学の授業で

ニュースステーション久米宏ニュースの後に『うーん』と唸る事がエポックメイキング」と言っていたのを思い出した。

なるほど、それまでの「ニュース番組」のフォーマットでは司会者が私見を挟むなどあり得ない事だったから。

でもそれが今のテレビの糞つまらない状況を生み出したターニングポイントになったんだろうな。

「うーん」と唸る事が、すなわち民意の代弁みたいな錯覚を生んで、同様な手法で次々とニュースショーが作られて。

そして勘違いしたキャスターが大量に生まれて、それが今の朝・昼・夜のニュースショーやバラエティに大量に寄生してる。

ニュースステーションはまだ、良識が保たれていた。ご意見番がいて、久米の「うーん」を諭す役割もあった。

しかし今はご意見番がどこを向いてるのか分からない。支配者面する司会者に楯突かない、心地よいだけのタレントときもあるし。

自分たちが右なのか左なのかも明言せず、明らかにどちらかに偏った意見を、さも「民意」かのような顔をして垂れ流し続けてる

テレビよ、どこに行く?

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