2014-06-02

昨夜帰宅したら母親が泣いていた

昨夜帰宅したら母親が泣いていた。

どうやら、弟の同級生母親たちが学歴厨だったらしく、私と弟の学歴に関して大分叩かれた挙句、勝ち誇ったように自慢だけされたらしい。

最初はひらすら我が子自慢だったらしい。

うちの娘は170cmもあって、イケメン彼氏がいるとか。息子は某超名門男子校行ったとか。

母親は自慢するのが好きでないので黙りこんでいたら、私と弟の大学名を聞かれて、答えたら相当叩かれたらしい。

帰国子女なのに帰国子女入試でそのレベルだなんて、大したことないとか。

私の大学は相当変わった大学なので、変な大学だとか、海外では知名度もないとか。

弟も高校からの内部進学の割に普通学部に行ったので、学部レベルが低いだとか。

でも実は私はTOEIC満点で、交換留学で誰もが知ってる世界最高峰大学留学するので、「そんなの私のTOEICの点数と留学先でも言えばみんな黙り込んだよ!」と慰めたら、母親が怒ったように言った。

「私が悲しいのは、あなたたちのレベルが低いとか高いとかそういうことじゃないの。

子供たちが親の話のネタにされてることが悲しいの。

子供なんて自由にさせておけばいいのに、別に他と比べたって何にもならないのに、

自分たちに自信がないからって、子どもたちで自分たちの人生比べたりするなんて子供が可哀想すぎるでしょ。

他は他、うちはうち、私は別に自分たちが楽しく生きてればそれでいいと思うの。

その人生を親の自慢のために否定するなんておかしいでしょ。

子供がかわいそうでしょ。

から私はあなたたちのことは何も言わないし、言いたくない。

何なんだろうね、日本人の親って。相手してるだけで面倒くさい。」



と言いながら、ビールの缶を開けていた。

良い母親を持ったな、と思った。

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