現代社会は、神性を政治に求めて敗れた人々が行き着いた妥協の産物だ。
人々には認識可能な神の存在が必要だが、人はたやすく神にはなれない。
身分としての「神」があったとしても、神性を維持するためには「神」は実際の政治を行わず、世襲によって維持するのが現実的である。
その点、象徴天皇制と議会制民主主義の並存は極めて優れた方法である。
必要なのは安易な現状変更ではなく、全国民が一体となる祝福と、現状制度の適切運用である。
Permalink | 記事への反応(1) | 15:11
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天皇が現人神として社会に必要とされていた期間なんて日本の歴史においてはごくわずかにすぎないけど。