2014-05-20

相手が権力だったら批判だけすればよいと思っているはてな民

たまには褒めろよ。いいことをしたら褒めろよ。

市民にとって「打倒権力」「権力は常に悪(であってほしい)」という立ち位置がラクなのは認めるよ。

でも権力と言ったって、中ではごく普通の人たちが働いてるんだよ。

真面目に仕事しても「当たり前」、ミスがあれば「権力の腐敗」「巨悪」とネチネチ、

こうした減点評価で批判ばっかりされてたらやる気なくなるし、正義感や使命感も薄れるよ。

ピグマリオン効果というのがあって、人は期待されたように変わるんだよ。

絶えず批判に晒された人間は、どんどん醜悪になっていくんだよ。

からたまには褒めろよ。いいことをしたら褒めろよ。


ということを遠隔操作ウイルスの件で思いました。


5/21 8:39追記

同じことは美味しんぼの件でも思っている。

あれは鼻血云々で叩かれまくったけど、実際美味しんぼ福島編全体では風評被害に憤る農家や作物の安全性チェック体制の厳格さについてもちゃんと描かれている。

そういう点を無視して叩くから、結局作者も態度を硬化させるし、急進的脱原発シンボルみたいになってしまった。

さらに騒ぎが広まった結果行政政治家も介入し表現規制への先鞭をつけることにもなってしまった。

こんな叩き方でいったい誰が得をしたのか?もっと違う議論の仕方を考えなきゃダメなんじゃないだろうか?

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