2014-05-15

Dear your KUBIRE

僕は君のくびれに恋をしている。

つぶらな眼をこちらに向けて微笑む君は、まさか僕の視線自分くびれに注がれているとは思わないだろうし、もしそれを知ったら気持ち悪く感じるだろうけれども、それは僕のせいじゃない。

君のくびれが、時間も距離も遠く隔てて存在する僕の心を、まるで磁石のように惹きつけてやまないから

まり、君のせいだ。

君の愛くるしいくびれのせいなのだ

僕は、むしろ被害者なのかもしれない。

人は言う。

「お前は画像加工ソフトに騙されているのだ」、と。

そうなのかもしれない。

俺はだまされているのかもしれない。

でも、あの子くびれが、今もこの世のどこかに存在して、いつか宿すべき種を、静かに待ち望んでいるのは紛れもない事実である

それを、画像加工ソフトの手に掛かっているという野暮な理由で、無視してもいいものだろうか。

俺はそうは思わない。

くびれが発する切実なメッセージを、正面から受け止めずに逃げてたまるものか。

の子くびれを夢見ながら俺は今日も生き抜く。

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