2014-04-30

10年いたベンチャー企業卒業した。

http://note.mu/katagiri/n/n6f415407a873

大企業で働くこととベンチャーで働くことの大きな違い

少し前のエントリだが、この感覚はよく分かる。

ベンチャー企業人格経営者のもの

ベンチャー企業経営者意志

そのまま社員への評価になり、全体の雰囲気を覆う。

社長価値観や考えと、自分乖離してきた場合、合わせ続けるのは辛い。

会社の変化と自分の変化

在籍している10年の歳月に、小さな船だった会社フェリーくらいになった。

一方、結婚出産時短勤務と自分環境も大きく変わった。

長時間労働があたりまえの環境

世の中よく働く社長は多いと思う。

私がいた会社社長も、休日深夜問わず働いていた。

同様に、遅くまで残っている社員は「あいつは頑張っている」と見られる。

計画を外れていくのは社員責任ではないと思うが、

予算が未達なのだからみんなで頑張るしかない。(のだろう)

頑張っている姿を見せるのが大事である

この10年、変わらない風景だった。

効率よく働くことに対しての評価軸

まだこの会社にはないし、成熟していない。

多様な働き方を許容し、評価できるほどの経済的余裕もない。

前述したような印象評価が大部分を占める。

個人的な事情妥協

子育てしている自分には、時間的リソースがそもそもない。

無理をおして、深夜に自宅対応したり勤務時間を伸ばしても、さして給料は上がらない。

限られた時間からこそ、責任をもって目の前の仕事に取り組みたい。

自分を認めさせようとやっきになって、

社内政治的なことに心を割くのは無駄と感じる。

鈍感に、居続ければいいと思っていた。それも可能だった。

しかし、どうしても苦しい。

堪え難いギャップを感じるようになった

会社経営者である、このベンチャー企業では、

相手の色に染まり、気に入られる自分を演じ続けるような不自由さがある。

合わせる努力10年し続けてきた。

これまで去って行った人の一部は、その違和感が受け入れられないほどに

育っていったのではと想像する。

相手は変わらない、自分も変われない(条件的に)。

企業人材ミスマッチと結論づけた

誰にとっても居心地のいい環境はないと思う。

現時点でこの企業に合う人材も沢山いるだろう。

マイノリティ存在は斟酌されにくいので、苦境を強いられることも多い。

少なくとも現在自分はこの場所に合ってない。

退職を決めたとたんに、長年の呪縛が解かれたような感覚があった。

自分仕事や働き方、存在意義を前向きなものとして考えられるようになった。

ワーキングマザー理想的な働き方について立派な意見は持っていない。

その都度、自分の中での優先順位を決めて、模索し続ける。

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