2014-04-14

やりたくないことを選択せずやりたいことを選択するということ。

先日、春休みも終わり久々の

友人たちとのお酒の席で不思議なことがあった。

やりたいことを追っかけている人が非難されてた。

僕はその場では黙って聞いていたが

言いいたいことがたくさんあった。

ある一人の友人は就職活動をせず、自分のやりたいことを追っかけた道を選んだ。

それをみんなに話すとかなり非難をあびていた。

「おまえその考え甘いよ。」

絶対無理だよ。」

否応なく色んな言葉が飛び交っていた。

僕は一度、社会のレールからはずれたこともあるし

一度戻ってきた人間からどっちの言い分もわかる。

ただ

「みんな就職活動をやりたくてやってる人がいない。

嫌々やってる。そんな風にはなりたくない

そんだったらやりたいことに挑戦したい。」

みんな笑ってた。

きっと就職活動している人は今、闘ってるからだろう。

社会の厳しさ、就職することの難しさ。

色々な思いがあるのだと思う。

その中でもやりたくないと思ったことをやらない

というの考え方が許せないのかもしれない。

それでも、僕は笑う意味がわからなかった。

そんなにやりたいことや夢を追う事はいけないことか

どうもこんなにも人と違う道を行くものを笑うのだろうか

こんなにも生きにくい世界になってしまったのか。

やりたくないことを選ばず

やりたいことを選ぶことは

そんなにいけないのか?

そんなに非難を浴びなきゃいけないものか?

理由がわからなかった。

日本の古来独特の根性論でも引きずっているのか?

仕事美学か?

僕は友達をカッコイイと思った。

どんなに非難されようと

あれだけ笑われてバカにされても

一貫として同じ事を言っていた。

きっと彼は彼なりにがんばってる。

就職活動をしている人と同じようにがんばっているかもしれない。

茨の道だということも重々承知している。

きっと就職活動をしているみんなもがんばっている。

なぜ、認め合う事ができないのか。

お互いがんばろうと思えないのか。

やりたくないことを選ばない人間がそんなに妬ましいか?

責任を取るのは自分だ。

笑っているみんなには何の責任も取らない。

それとも心配して投げかけた言葉だろうか?

決して、やりたいことをやるべきだとか夢は追うべきだなんて思っていない。

就職活動を否定したいわけじゃない。

道がある以上どの道を選ぶのかは自由だ。

きっと周りに何を言われても進んでみたい道なのだろう。

そして友人は必ず ”成功”か”失敗”かを経験するだろう。

僕にはそんなことは関係ない。

友人が成功するのかどうか?とか失敗するかどうか?なんて事には興味はない。

ただ、やりたいことに突き進んだ勇気を称賛したい。

バカにしたみんなを笑い飛ばしてくれ。

自分人生に誇りを持つと は きっと道の選択にあるのだと感じた。

どの道を選ぶのかじゃなく、道を選ぶその所作にこそ、その人生が宿る

がんばれ!

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