2014-04-03

とある異境の地で、代々続く王家の若き王は首をかしげていた。

「私の国には赤いりんごがたくさんある。だが、私はかねてから隣国の特産であるりんごを、私の国でも育てよと命令してきた。なぜ、君たちは赤いりんごしか作れないのか。」

王様過去に何度も青りんごを献上いたしました。しかし、『このような未熟な果実は、私の知るりんごではない』とお怒りになり、捨ててしまわれたではありませんか。」

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