2014-04-01

場末で呑んでる

場末居酒屋で飲んでる。隣は50代はとうに超えてると思われるお姉さんと、しわくちゃなお爺さんのペア。熱燗を2人でつついてる。もう片方は、80kgくらいの油っぽいおじさん。常連なのか店員のこれまた小太りなオッさんと仲良さげに話してる。

俺はといえば、ドブ水みたいなハイボールをすすり、塩を振りすぎててしょっぱい、焼き過ぎのカチカチのカシラをつまみながら、楽しかった毎日を思い出している。

嫁さんが娘を連れて出て行ったのは、ホワイトデーちょっと前。ハンコを押した離婚届けと結婚指輪を残して、まあ、ドラマみたいになんにも無くなっていた。吐きそうな年度内案件会社に2日泊まって着替えを取りに帰った時だった。電話は不通。実家へかけても俺だと解るとスグに切られた。先週末嫁の実家に行ってみたけど、門前払いだった。

なんだったんだろう。結婚してたことは夢だったのかな。浮気もしてない。暴力も振るってない。口座番号だって普通に教えてた。

これから真っ暗な散らかった家に帰ると思うと心底、気が滅入る。4月になったら早く帰れるから、夕飯行こうって言ってたのにな。

  • 辛いな。わかるよ、同じ立場だから。 今は酒の力を借りて、いろいろ作戦練ろうや。 幸せになれよ。 まぁ、他人の心配してる場合じゃないけど。

  • そこは昔から独身貴族が楽しくワイワイと暮らしてる位置なんだけど、 一度高みに登ってしまった人にとっては奈落の底のように思えるんだろうなあ。 まあまあ、こっち来いよ。みんな...

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