大学が春休みなので、久しぶりに地元に帰ってきた。
やることが無いので、母校の工業高校にふらっとより、
当時所属していた、野球部の部室をのぞきにいったら、
たまたま、チームメイトがいた。
久しぶりだねーという話と、
何してんのって話になった。
彼はこの底辺高校を出た後、アルバイトでガソリンスタンドで働いているそうで、
今でも時々部室におとづれては、後輩達を指導しているそう。
「あいつら、しごくのだけが楽しみでな、は・は・は」
このとき、なんとはなしに、蜘蛛の糸の地獄から這い上がれない人を見た気がした。
きっと、彼はこのままバイトをつづけ、40歳を過ぎても独身で、
そして後輩たちをしごき続けるのだろう。
Fラン底辺大学の私が救われた気がした。
Permalink | 記事への反応(1) | 15:50
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お前も別に這い上がってるわけじゃないよね?