と自己責任論をぶちまける若い人に「はぁ?意味わかんねぇ、気分最高に悪いわ」とぶちギレておりました。
若い人が右に傾いてるという意見をよく見ますが、それは単に全体の極一部が目立ってるに過ぎないと思うんですよね。
年配で左翼を自称してるのにこの同胞愛。片や若い衆には同胞愛の欠片もない。
極端すぎる例を出して全体を語るのがアレなのは百も承知ですが、まあ語らせてくださいよ。
何でか少し考えてみたんですけどね、私が小学生の頃はテレビや新聞を見ていると
「日本は素晴らしい国だ」「平和だし治安はいい」「世界第二位の経済力の豊かな国」みたいな論調だったんですよね。
それが中学に入る頃には
「借金国家」「不景気で自殺者だらけ」「社会保障は破綻寸前」「経済は衰える一方」
というのと「日本は良い国」がない交ぜ状態で、高校に入る頃には日本は終わりだみたいな論調だらけになってたんですよ。
「引きこもりだらけ」「若年者の以上犯罪の増加」とかがさらに加わって。
で、私より若い人は「日本は良い国ですよ」みたいな報道や空気に触れることなく
最初に目にしてるのが「日本は終わる」「生活は苦しくなる一方」「増えた年寄りの社会保障を支えるので若い人は今までの2倍大変」とかそんなん。
年寄りの左翼は心のどこかで「日本は恵まれた国だ」みたいな意識を残したまま、あーだこーだ下らない政権の粗捜ししてると思うんですよね。
若い人は「日本はこのままじゃ終わりだ」「何もしないと国家が破綻する」という報道や空気を生まれたときから吸ってて、日本は素晴らしい国だみたいな意識は薄いと思うんですよ。
「餓死者出すし、餓死者を救う資金を不正に受け取ってる無自覚な人殺しがのさばってる」そういう国だと。我が国は。物心付いたときから。
実際にどうかは問題じゃないんです。ただ、子供の自分が見聞きできる世の中はそういう感じなんです。そういう国が目に写ってるんですね。
だから、年寄りの方が左右に関わらず国家に対して有機的な結び付きを感じていていざとなったら助けてくれるとか思ってて、若い人はそうでもないんじゃないのかなと。同胞意識も弱いのかなと。
そんなことを思ったわけです。