つまり、カナブンの幼虫だ。鉢の底から特徴的な糞がこぼれるので、判断は容易だ。
ガジュマルの根を食い荒らすので、駆除しようと思い、鉢ごとバケツに沈めてみた。
・
で、どのくらい沈めれば土中のネキリムシを溺死させられるのか、まったくわからない。
ネットで調べても回答は得られない。
まあ、昆虫の溺死までの時間なんて研究している奇人もおらんだろうとは思うが。
・
ちなみに、金曜の夕方に沈めて、月曜に引き上げた。
僕は安心して水を切り、鉢を戻したのだが、また糞が出てきた。
しかも今度のヤツは生きている。
60時間以上の水没に耐えて、動いていた。
・
一応、想定では24時間、余裕を見て48時間もあれば十分と思っていたのだが足りなかった。
ほ乳類(海棲を除く)なら十分で大抵のヤツは死ぬ。鯨やイルカでもそんなに数十時間を無呼吸で潜ったり出来ない。
それは、筋肉と脂肪が多く、脳もでかいため酸素の必要量が多いからだが、昆虫はその点で強い。
所持している肉の量が少なく、脳も内骨格の類とは根本的に違う。パワーを落として省エネに特化した生き方に進化している。
水につけて呼吸が出来ない、そうでなくても低体温か、餓死で死ぬのではないかと考えていた。
・
ギョッとした。
昆虫は洗剤をかけると気門が界面活性剤の作用で塞がれてあっという間に窒息する 逆に言うと洗剤をかけないと水を弾くらしい それで運良く生き残ったんじゃね?知らんけど
理解力がなくてすまん。土が入っている鉢ごと沈めたってこと? だとしたら、土の中心部、もしくは根が入り組んでいるところに空気ポケットが残っていたんじゃないのか?
鉢ごと水没だね。 空気の残りは考えたけど、まあ、実際呼吸は酸素と二酸化炭素の交換だから、わずかな空気くらいなら2日もあれば酸素が尽きると考えていたんだ。
その幼虫って、でかいの?あと、成虫になるまで、どれぐらいの期間土に潜ってるもんなの? 体の大きさで必要な酸素量はもちろん変わってくるだろうし、長期間土に潜ってるようなや...
色んな可能性はあるけどね、鉢をひっくり返すとまだいそうな雰囲気。 ・ 昆虫博士も、昆虫を飼育したりする知識とは別の、昆虫を水につけたらどれくらい生きて、どれくらいで死ぬか...